アンドルー・ロイド・ウェバー

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アンドリュー・ロイド・ウェバー (Andrew Lloyd Webber、アンドルー・ロイド・ウェバー、アンドルー・ロイド・ウェッバーとも) (1948年 3月22日- )は、ミュージカルで大きな成功を収めたイギリスの作曲家である。

ロイド・ウェバーは作曲家ウィリアム・ロイド・ウェバー (William Lloyd Webber) の息子としてロンドンに生まれた。チェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバー (Julian Lloyd Webber) は弟にあたる。

ロイド・ウェバーは1960年代後半から1980年代にかけて、作詞家ティム・ライス(Tim Rice)との合作で連続して成功を収めた。合作の初の上演作品は『ジョセフ・アンド・ジ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』(Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat)。後の合作に『ジーザス・クライスト＝スーパースター』(Jesus Christ Superstar ) や『エビータ』(Evita ) があり、この２作品はステージに持ち込まれる以前にアルバムとして発表されている。その後ロイド・ウェバーはライスと袂を分ち、ロンドンのウェスト・エンドやブロードウェイで長年に渡って上演された『キャッツ』 (CATS ) 、『スターライト・エクスプレス』 (Starlight Express ) や『オペラ座の怪人』(The Phantom of the Opera) といった作品では、他の作詞家との合作を行った。1996年の映画『エビータ』では、映画のために新たに製作された曲「You must love me」を久々にティム・ライスと共に手がけた。なお、この曲は2006年からのロンドン公演で初めて舞台で使用されている。

2番目の妻は、『オペラ座の怪人』のオリジナルロンドンキャストで「クリスティン」 (劇団四季版ではフランス語読みの「クリスティーヌ」) 役に抜擢した歌手のサラ・ブライトマンで、2人は1984年から1990年にかけて結婚生活を送っている。離婚後、傷心のロイド・ウェバーが製作したミュージカルが恋の出会いと別れを描いた『アスペクツ・オブ・ラブ』 (Aspects of Love)である。

ロイド・は1992年にナイトに叙勲され、97年には一代貴族ロイド‐ウェバー男爵 (Baron Lloyd-Webber of Sydmonton) の称号を与えられている (本名の名字にハイフンはないが、爵位名にはハイフンが付く)。

1996年公開の映画『エビータ』では「You must love me」の作曲者として、アカデミー賞主題歌賞を受賞している。

2004年には映画版『オペラ座の怪人』が公開された。(日本公開は2005年)

[編集] 主要作品

ジョセフ・アンド・ジ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート (Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat)
ジーザス・クライスト・スーパースター (Jesus Christ Superstar)
エビータ (Evita)
キャッツ (CATS)
ソング＆ダンス (Song and Dance)
スターライト・エクスプレス (Starlight Express)
オペラ座の怪人 (The Phantom of the Opera)
アスペクツ・オブ・ラブ (Aspects of Love)
サンセット大通り (Sunset Boulevard)
Whistle Down the Wind
The Woman in White