アルカディア (雑誌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルカディア(ARCADIA)は1999年にエンターブレインから創刊されたアーケードゲーム専門の月刊誌。
新声社の倒産により廃刊となった月刊誌「ゲーメスト」の後継誌として、エンターブレインに移籍したゲーメストの元編集者らが製作に参加している。月刊誌になる前はファミ通にコーナーを持っていた時代があった。 そのため、誌面は新規参入ながら「ゲーメスト」本誌で培われたノウハウを生かした形で編集され、「ゲーメスト」廃刊以降、それに代わる情報誌の創刊を待ち望んでいた多くの読者の支持を獲得した。 また、ゲーメスト同様攻略本やムックなどの出版も行われている。
創刊初期は唯一のアーケード情報誌と言うこともあり売り上げも好調であったが、次第に速報性や攻略の充実性でインターネットに圧されようになり(これはゲーム雑誌全体の懸念材料でもあるが)販売部数を下げていくこととなる。打開策として2006年2月号(2005年12月発売)より誌面を全面リニューアル(ロゴ変更、ページ開き変更、一部コーナー刷新など)。
2006年秋ごろから「アルカディアが廃刊、もしくは統合されるのではないか」と言う噂がネット上に広まった。しかし、2006年12月号での記事で編集長が廃刊について完全に否定している。