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アブドゥッラティーフ(?-1450年)は、ティムール朝の第5代君主。第4代君主・ウルグ・ベクの長男(在位:1449年-1450年)。
父は政治家としては一流であったが、統率力が無かったため、1447年に父が即位したときから帝国は混乱を極めた。さらにウズベク族の侵攻に遭って帝国が崩壊する中で1449年、アブドゥッラティーフは父を殺害して自ら第5代の君主として即位したのである。
しかし翌年に暗殺されてしまい、帝国はさらに混乱することとなった。