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アフシュライトダイク(Afsluitdijk)とは、オランダ北部に位置する世界最大の巨大堤防のこと。
[編集] 概要
- 北海に面したゾイデル海(湾)周辺は、海抜0m地帯が広がる低湿地帯であり、干拓が盛んに行われていたがしばしば水害に見舞われた。
- 1928年から1932年にかけて湾を締め切る工事が行われ、造られた大堤防がアフシュライトダイクである。全長は30kmという巨大なもので、後背には数十万haの淡水湖が形成された。
- ダムとして見立ててみれば、当時の世界最大の規模の貯水量を持つ大きさである。