つるぎ型巡視船
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つるぎ型巡視船は、能登半島沖不審船事件を受けて整備された海上保安庁の巡視船(高速特殊警備船)。分類上は、PS型。現在6隻が建造されている。
RFS(目標追尾型遠隔操縦機能)付の20mm機関砲と、ウォータージェット推進による40ノット以上の高速を併せ持ち、防弾やダメージコントロールにも配慮するなど、不審船対応任務に最適化している。九州南西海域工作船事件以前の設計であり、また小型であることから高速高機能大型巡視船のような大口径機関砲は搭載していないため、安全距離からの海面への威嚇射撃を主とする。
また、その速力は通常の警備活動でも有効であり、逃走を図る船舶の追跡に効果を発揮している。
[編集] 同型船
- PS 201 つるぎ
- PS 202 ほたか
- PS 203 のりくら
- PS 204 かいもん
- PS 205 あさま
- PS 206 ほうおう
※巡視船は、配属変更に伴い名称を変更することがあるため、この名称は現時点でのものである。