くすぐり
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くすぐり(擽り)とは、皮膚表面を刺激し、相手を笑わせることである。日本では、くすぐる人がくすぐられる人にむかって「こちょこちょ」と声をかけることもある。
- くすぐりの要素
足の裏、脇の下、背中、脇腹、首の下など個人によってくすぐったいと 感じる部位は変わってくる。
しゃっくりを止める方法として、くすぐることで止まることがあるともされている。 いたずらでは筆や刷毛を使うこともある。
[編集] 性癖としてのくすぐり
人をくすぐることによって、もしくは人からくすぐられることによって性的快楽を受ける性癖がある。
主には、体を動けないよう固定し、くすぐるというSMの要素を含む性癖である。逆に、この様な要素を含まない場合もある。 一般には、このような性癖をくすぐりフェチと呼ぶ。
[編集] 落語におけるくすぐり
演者が本筋と直接関係のない、滑稽な語り口調やだじゃれで笑いを取る要素。くすぐりは、噺の本筋と関係ないとはいえ、登場人物のキャラクターや背景にリアリティを持たせるために役立ち、欠かせない。