SKグループ
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SKグループ(SK그룹)は韓国の財閥で、石油精製や通信の会社を軸に持つ。
紡績会社の株式会社鮮京(ソンギョン)が母体。
石油精製部門はかつて「大韓石油公社(略称、油公)」という国営企業であったが、民営化によって当時の鮮京グループが買収。
なお、通信部門も国営だった「韓国移動通信」の民営化による売却で鮮京グループに落札、社名を「SKテレコム」に変更して韓国の携帯電話業界の最大手に成長。現在は創業の元である繊維部門を抜いて、石油部門とともにグループの両軸を形成。
1998年、グループの英語名のSUNKYOUNGがあまり英語使用者に馴染みにくいことと、「SUNK YOUNG(沈んだ若者)」とも読み取られる語呂の悪さから企業名変更に着手、現在の社名となり、系列会社の名前もSKの名に改められる。
[編集] 日本側現地法人
旧社名は鮮京ジャパン(株)。東京に本社、大阪、福岡、札幌に支店があった。
現在はエスケイグループジャパン(株)として、東京に本社、大阪に支店がある。
[編集] スポーツとの関連
仁川市を本拠地とする韓国野球委員会加盟球団SKワイバーンズ、済州道をホームタウンとするKリーグの済州ユナイテッド(旧名・油公コッキリ蹴球団→富川SK→富川FC)や、韓国バスケットボールリーグの「ソウルSKナイツ」を保有している。