NHKニュース9
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『NHK ニュース9』(エヌエイチケイ ニュースナイン)は、1993年4月5日~2006年3月31日までにかけてNHK総合テレビとモバイル放送のモバイル.n、海外向けのNHKワールドTV、NHKワールド・プレミアムにて放送している日本時間の平日(月曜日~金曜日)21時台の総合ニュース番組である。
1993年4月5日に『NHKニュース21』からこのタイトルに変わった。
2000年3月までは21:30(以下全てJST)までの放送。『NHKニュース21』で放送されていた特集ネタはその後の『クローズアップ現代』(21:30~21:59、現在は19:30~19:56)に移して、その日一日のニュースに特化した内容となった。
1996年3月まで21:20~21:30にローカルニュース。祝日は休止して、代わりに20:45から21:00までニュースを放送した。
1996年にローカルニュースが別番組扱いになり、全国向けの放送時間が増えたのに伴いニュース特集を開始。『NHKニュース7』との差別化を図る意味も含め、国際情勢を積極的に取り上げる。
2000年4月、22時台に『NHKニュース10』がスタートしたことに伴い、21時台の番組編成が見直され21:15までのストレートニュースによるコンパクトタイプになった。同時に、副音声の英語吹き替え放送による二ヶ国語放送をやめ、『NHKニュース10』へ移行した。
2000年10月からはリアルタイム字幕放送を導入。
尚、2004年4月からは祝日の放送休止をやめ、定時に放送されるようになった(ただし、モバイル.nについてはプロ野球中継がある日は平日・祝日問わず休止となる。)。又、8月には、2週間夏の特集編成のため番組を休止し、土・日同様20:45から10分間を全国ニュース(字幕放送あり)、残りの5分間をローカルニュースの時間に充てる。2005年10月31日は放送枠拡大の上、衛星第1テレビでも一部の時間同時放送(字幕放送は無し、デジタル放送は16.9のワイドサイズで)された(第3次小泉改造内閣発足の小泉首相の記者会見などを放送する為)。また、2001年9月にも1回だけデジタル衛星ハイビジョンでも放送されていた(アメリカ同時多発テロ関連ニュースによる特別編成のため)。
2006年4月の番組編成見直しで、『NHKニュース10』が打ち切られるのに伴い、放送時間を再度拡充し、1時間ニュース番組『ニュースウオッチ9』に改題され大幅にリニューアルされた。21時台の1時間枠によるニュース番組は1990年から3年間放映された『NHKニュース21』以来13年ぶりの再開となる。
目次 |
[編集] 歴代のメインキャスター
- 1993.04~1995.03 石澤典夫
- 1995.04~1998.03 藤沢秀敏(現アメリカ総局長)
- 1998.04~1999.03 川端義明
- 1999.04~2000.03 道傳愛子
- 2000.04~2006.03 畠山智之(『NHKニュース7』との同時メインとして)
[編集] 気象情報
[編集] 放送時間
- 1993.04~2000.03 - 21:00~21:30(~1996.03 - 21:20~21:30はローカルのニュースを放送)
- 2000.04~2006.03 - 21:00~21:15(NHKワールドのみオリンピック期間中は1時間遅れの時差放送)
- ※なお、新内閣発足の直後に放送される『新閣僚に問う』放送の場合は休止することもある。
[編集] 歴代のOP
- 初代 1993.04~1995.03
- 2代目 1995.04~1996.03
- 2代目アレンジ 1996.04~2000.03
- 3代目 2000.04~2003.11
- 4代目 2003.12~2006.03(4代目はOPCGではなく、畠山の名前とともに出てくるのみ ちなみに3代目OPCGは4:3SD収録だった)
[編集] 関連番組
- ニュースセンター9時(1974.04~1988.03)
- NHKニュースTODAY(1988.04~1990.03)
- NHKニュース21(1990.04~1993.03)
- ニュースウオッチ9(2006.04~)
- NHKニュース
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