MOTHER1+2
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MOTHER1+2 | |
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ジャンル | ロールプレイングゲーム |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | 64Mbitロムカセット バッテリーバックアップ搭載 |
発売日 | 2003年6月20日 |
売上本数 | 約24万本 |
『MOTHER1+2』(マザーワンツー)は、任天堂のゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム。
目次 |
[編集] 概要
2003年6月20日、日本においてゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された。開発は任天堂。
予約特典として、『MOTHER2』のキャラクター「どせいさん」が付いた特製ストラップ(非売品)が付属された。本来は予約用特典だったが、一時期、Amazon.co.jpでストラップ付き『MOTHER1+2』が販売された。
MOTHERシリーズの第1作『MOTHER』と第2作『MOTHER2 ギーグの逆襲』の海外版を日本語化して移植したもの。基本的な中身は共通しているが、音質劣化やバグなどが問題になり完成度そのものの評価は低い。
キャッチコピーは「おとなもこどもも、おねーさんも、ふたたび! 」。なお、キャッチコピーはゲームをデザインした糸井重里自身が担当した。
ゲーム内の世界やキャラクター、ゲームシステムについてはMOTHERおよびMOTHER2 ギーグの逆襲の各項目を参照。
[編集] 仕様変更
- MOTHERの戦闘シーンで、敵のSE「ブービー」と味方のSE「ピコッ」が逆転している
- MOTHER2で、BGMやSEの音色・音質が劣化している
- 一部にバグがある
- MOTHERにはなかったエンディングが追加されている
- MOTHERにはなかったダッシュ機能が追加されている
- スリープ機能が付いている
- MOTHERの歩幅の変更
- カラスのグラフィックを煙草を持っていないグラフィックに変更
- 血みどろゾンビのグラフィックを原作から変更
- マジカントでまよけのゆびわが買える
- おたすけじいさんがお金を下ろしてくれる
- ストイッククラブの名称を「れいのみせ」に変更
- ブラブラ団のグラフィックをタバコをくわえてない物に変更
- ブラブラ団のボスのグラフィックをナイフを持っていないグラフィックに変更
- 湖の渦に入る時画面が縦にスクロールする
- 湖からイヴと共に出るシーンが追加
- ライブハウスの飲酒を断った時の台詞の変更
- ティンクル小学校にいる男の子の「ドラクエの4やった?」が「あのゲームやった?」になってる。
[編集] その他
[編集] 関連商品
- MOTHER1+2オリジナルサウンドトラック
- サウンドトラックCD。だが中身は曲のアレンジ盤で、発売当初はMOTHERサウンドトラックの復刻版だと勘違いして買ってしまうファンが続出した。アレンジがMOTHERサウンドトラックと比較するとありえないないほど完成度が低いとされ、またジャケットに書いてある曲が実は入っていないことが発覚した。これがファンの怒りを買ったことで(MOTHER1+2そのものの完成度に対する不満も輪をかけてしまって)発売直後は相当批判された。今もこのCDの評価は低くタワーレコード渋谷店でMOTHERのCDで唯一このサウンドトラックだけ意味深でネガティブなことが書かれたポップが貼られていて扱いはMOTHER3+やMOTHERサウンドトラックより下である。
- サウンドプロデュース 松前公高
[編集] 外部リンク
- MOTHER1+2 任天堂公式サイト