M8 (カメラ)
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M8(エムはち、エムエイト)は、2006年にライカカメラ社から発売された、レンジファインダー式デジタルカメラの名称である。
撮像素子は18ミリ×27ミリ(2:3 2634×3936ピクセル)の1030万画素CCDを使用。撮影画角はレンズ焦点距離の1.33倍程度になる。 ローパスフィルターを装備せず、ソフトによるモアレ解消を行なう。ISO感度設定は、ISO160〜2500のマニュアル設定。マイクロレンズオフセットにより、画像周辺の口径食を防ぐ。
シャッターは電子制御式の金属縦走りのフォーカルプレーンシャッターで、最高1/8,000秒に対応。
16bitのDNG形式、またはJPEG形式での記録に対応する。色空間はAdobe RGB、sRGB、ECI RGBをサポートしている。
ファインダーは0.68倍で自動パララックス補正付き。ブライトフレームの表示は、24mm+35mm、28mm+90mm、50mm+ 75mmの2フレーム1組で、レンズを装着すると自動的に対応フレームが表示される。ベースの基線長は69.25mmで銀塩カメラの現行機種「M7」と同等。有効基線調は47.1mmになる。
露出計も内蔵する。マニュアル露出に加え、絞り優先AEモードも選択できる。 レンズマウントには6bitコード認識用センサーを装備。レンズ側の6bitコードを読み取り、口径食の修正やレンズ情報のExif記録を行なう。
記録メディアはSDメモリーカードで、4GBまでをサポートする。PC接続用のUSB2.0インターフェイスを備え、PCからのコントロールにも対応。