Japan Satellite TV
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Japan Satellite TV (Europe) Ltd. | |
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設立日 | 1990年1月 |
試験放送開始 | 1990年2月 |
本放送開始 | 1990年3月 |
主要株主 | NHKエンタープライズ |
所在地 | 65 Clifton Street, London EC2A 4JE U.K. |
ホームページ | [1] |
放送の種類 | |
地上アナログ | 取り扱いなし |
地上デジタル | 取り扱いなし |
衛星放送 | JSTVHotBird6東経13度 Dバンド12.597Ghz
JSTV2HotBird6東経13度 Dバンド12.597Ghz |
放送方式 | DVB-S MPEG-2標準画質 セットトップボックスによってPALに変換 |
ケーブルテレビ | en:NTL(ロンドン・ウエストミンスター区およびミルトンキーンズ)
Kosmos TV(モスクワ) |
Japan Satellite TV(通称JSTV)とは、ヨーロッパおよび中東・北アフリカを可視聴範囲とした日本語衛星放送局であり、東経13度/赤道上に静止している仏・Eutelsatが運営する通信衛星HotBird6を通じて放送を行っている。放送内容はNHKおよび各民放の番組の再送信が主であるが、日本時間朝6時台のおはよう日本、昼のニュースなどはオリンピック期間中等を除き日本国内との同時放送である。また、連続テレビ小説、大河ドラマ、NHKのバラエティ番組およびFNNスピーク(首都圏向け)、FNNスーパーニュース(全国放送部分)については同日時差放送が行なわれている。しかし民放のドラマおよびバラエティに関しては権利関係の処理のため日本国内の放送より2~6ヶ月遅れてしまう。これは、NHKの番組が海外でも放送されることを前提に制作されているのに対し、民放の大部分の番組に関しては海外での放送を前提に契約等をしていないものが多いためである。 有料放送でありながら、スポットCMが流れる(主に航空会社・新聞社・英国で営業活動をしている旅行会社や自動車ディーラーが多い)。その一方、一部を除き民放制作の番組を流す際もタイムCMを挿入しないため、全体的な尺が短くなってしまう。それにより前の番組から次の番組に移行する際、かなりの時間の余剰が発生してしまうため、スポットCMだけではなく、フィラー映像が流れる。
目次 |
[編集] 放送の仕組み
有料放送を行うため限定受信方式を採用しており、無料放送(NHK国際放送)の時間を除いて、信号にはスクランブル処理を施している。スクランブルにはCryptoworksと呼ばれる方式が採用されており、セットトップボックスにあるカードスロットに放送局から送付された、ICチップの埋め込まれた『Viewing Card』と呼ばれるカードを挿入することによりスクランブル解除が行われる。
見た目では日本のBSデジタル放送のB-CASカードと近いが、日本のものはセットトップボックス購入時に既に付属しており、一枚のカードに複数の放送事業者との契約情報を付け加えることが出来るのに対し、Cryptoworksでは放送局単位でカードが発行されるため、複数の有料放送と契約する場合はその都度カードを差し替えるか、複数のスロットを備えたセットトップボックスを購入する必要が出てくる。ちなみに英国の衛星放送プラットフォーム事業者・委託放送事業者であるen:Sky Digital (UK)では、B-CASカード同様一枚のカードですべての契約チャンネルの視聴が可能である。
[編集] JSTV2
加入者向けに映像で番組表を、音声ではNHKワールド・ラジオ日本とのサイマル放送が行なわれている。
[編集] 加入料と月額視聴料
[編集] 加入料
英国およびアメリカン・エキスプレスで支払いの場合:100英ポンド その他の国:150ユーロ
[編集] 月額視聴料
英国およびアメリカン・エキスプレスで支払いの場合:30英ポンド その他の国:50ユーロ