Iravati
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Iravati | ||
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林原めぐみ の アルバム | ||
リリース | 1997年8月6日 2005年3月16日(再発) |
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録音 | - | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 68分38秒 | |
レーベル | スターチャイルド/キングレコード | |
プロデュース | 大月俊倫 | |
レビュー | ||
最高5位、累計売上20万枚(オリコン) |
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林原めぐみ 年表 | ||
Bertemu (1996年) |
Iravati (1997年) |
ふわり (1999年) |
Iravati(イラーバティー)は、1997年8月6日にリリースされた林原めぐみの8作目のスタジオ録音アルバムである。前作「Bertemu」では未収録だったシングル「Just be conscious」「Successful Mission」や、新曲を含む全13曲、キャッチコピーは「そこにあるのは心の声」
[編集] 解説
林原めぐみが歌手としてリリースされたアルバムの第8作目にあたる、前作「Bertemu」から間を置かずにリリースされた。シングル曲やリメイク曲がが半分収録されているため、オリジナルアルバムともベストアルバムとも取れる構成になっている。タイトルの「Iravati」とはサンスクリット語(現在は使用されない言語)で「元気回復」「リフレッシュメント」「癒し」と言う意味であったが、更に「酒を振る舞う」「食べきれない食べ物」と言う多種多様な意味もあったため、本人にとってはまさに打ってつけの言葉であると言える。 また初回限定盤に付いていた写真集の撮影は鹿児島県の屋久島にて行われた。 本人曰く、屋久島に「呼ばれた」ため、同地を撮影場所にしたらしい。
[編集] 収録曲
- Good Luck!(作詞・作曲:岡崎律子/編曲:光宗信吉/コーラスアレンジ:岡崎律子)
岡崎律子作詞・作曲の楽曲で、2000年6月21日にリリースされたベストアルバム「VINTAGE A」にも収録されている。また岡崎も翌年リリースされたアルバム「おはよう」にてセルフカバーしている。 - I'll be there(Ballade Version)(作詞:MEGUMI/作曲:佐藤英敏/編曲:大平勉/コーラスアレンジ:奥井雅美)
1996年10月23日にリリースされたシングル「Successful Mission」のカップリング曲で、テレビアニメ「セイバーマリオネットJ」エンディングテーマ、このアルバム収録に辺りバラード調にリアレンジされている(シングルバージョンの編曲は添田啓二)。シングルバージョンと同じく奥井雅美がコーラスアレンジを担当し、コーラスでも参加している。 - Successful Mission(作詞:MEGUMI/作曲:佐藤英敏/編曲:矢吹俊郎)
1996年10月23日にリリースされたシングルでテレビアニメ「セイバーマリオネットJ」オープニングテーマ、オリコン初登場第7位を記録した、。2000年4月26日にリリースされたベストアルバム「VINTAGE S」にも収録されている。奥井雅美がコーラスでも参加しており、奥井本人も2003年にリリースされたアニソンカバーアルバム「マサミコブシ」でこの曲をリメイクしている。 - 魂のルフラン(Aqua Groove Mix)(作詞:及川眠子/作曲・編曲:大森俊之)
綾波レイ役で出演した同年春に公開された「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 シト新生」主題歌のリメイク曲、オリジナルは高橋洋子。編曲はオリジナルと同じ大森俊之だが、かなりアレンジが変わっている。前作「Bertemu」に収録されていた「残酷な天使のテーゼ(AYANAMI Version)」より歌声は綾波レイに近いと思われる。2000年6月21日にリリースされたベストアルバム「VINTAGE A」にも収録されている。 - Deja vu(作詞:MEGUMI/作曲:佐藤英敏/編曲:五島翔/コーラス:高橋'JACKY'香代子)
林原の楽曲の中では珍しく恋愛をテーマにした楽曲となっており、恋人とも上手く行っている愛してあうことが中心に歌詞が書かれている。 - The GIFT(作詞:李醒獅/English Words by Mamie.D.Lee/作曲・編曲:大森俊之)
- RUN ALL THE WAY!(Fire Ball Groove Mix)(作詞:有森聡美/作曲・編曲:大森俊之)
1996年7月5日にリリースされたシングル「Just be conscious」のカップリング曲だが、このアルバムでの音源は同年8月21日にリリースされた劇場版「スレイヤーズRETURN」のサウンドトラック「スレイヤーズRETURN:THE MOTION PICTURE "R"」からのもの。 - Just be conscious(作詞:MEGUMI/作曲:佐藤英敏/編曲:添田啓二/コーラスアレンジ:奥井雅美)
1996年7月5日にリリースされたシングルで劇場版「スレイヤーズRETURN」主題歌、オリコン初登場第11位を記録、「I'll be there」と同じく奥井雅美がコーラスアレンジを担当し、コーラスでも参加している。 - 心よ原始に戻れ(Naked Flower Version) (作詞:及川眠子/作曲:佐藤英敏/編曲:大森俊之)
同年2月21日にリリースされた劇場版「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 シト新生」主題歌「魂のルフラン」のカップリング曲のリメイクでこちらもオリジナルは高橋洋子、「魂のルフラン(Aqua Groove Mix)」と同じく編曲はオリジナルと同じ大森俊之だが、この曲もかなりアレンジが変わっている。高橋洋子が歌うオリジナルが1Aメロ→1Bメロ→1サビ→間奏→2Aメロ→2Bメロ→2サビ→Cメロとなっているのに対し、こちらは1Aメロ→1Bメロ→間奏→2Aメロ→2Bメロ→2サビ→間奏→1サビとなっている。 - 明日になれ(作詞:MEGUMI/作曲・編曲:光宗信吉)
こちらも恋愛をテーマにした楽曲だが、「Deja vu」とは逆に失恋をテーマにした歌となっており、「Deja vu」とは対になっていると考えて良い。 - Reflection(作詞:MEGUMI/作曲:佐藤英敏/編曲:添田啓二)
同年7月2日にリリースされたシングルで、劇場版「スレイヤーズぐれえと」主題歌。このアルバムからの先行シングルカット曲でもあったタイトルにもなっている「Reflection」とは英語で反射、映像等の意味があるが、この曲の場合はよく考える、反省等の意味の「Reflection」である。 - Thirty(作詞・作曲:MEGUMI/編曲:岩本正樹)
林原本人が初めて作曲・作詞を両方手掛けたナンバー、この年本人が30歳の誕生日を迎えたのを機に書かれた楽曲。「年齢を重ねること、10代、20代にその年代にしか出来ないことをしないと歳を取ってからそのしわ寄せが来る」と語っている。2000年6月21日にリリースされたベストアルバム「VINTAGE A」にも収録されている。 - 幻影(作詞:MEGUMI/作曲・編曲:丸尾めぐみ)
「幻影」と書いて「マーヤー」と読む。本人がこのアルバムのジャケット及び初回限定盤に付いている写真を撮りに行った屋久島をテーマにした歌となっている。
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