GHC
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Global Honored Crown(グローバル・オーナード・クラウン)とは、プロレスリング・ノアが管理するタイトルの名称である。
秋山準がタイトル管理委員長を務めるハードコア王座(通称・白GHC)については、グローバル・ハードコア・クラウンの項目を参照せよ。
目次 |
[編集] 概要
Global Honored Crown - 2001年に創設されたノアのフラッグシップ・タイトル。
- ヘビー級王座、タッグ王座、ジュニア・ヘビー級王座、ジュニア・ヘビー級タッグ王座がある。
- 直訳すれば「地球規模の崇高なる王位」の意味で、ただ強さだけを追求するのではなく、繰り広げられる激闘の中でレスラーとして、1人の人間として、誇り高い王者の権威の完成を目指している。
- 管理委員長にはNOAH監査役であるジョー樋口が、管理委員には「ミスタープロレス」ことハーリー・レイスが就いている。
- 試合前に各王座のテーマが流れるが、これはプロレス団体ではノアだけである。
- 実際に選手権が行われるGHC王座と白GHC以外にも様々なイベント的なGHCベルトがノアの選手により考案されている(頭文字を取って無理やりGHCと呼ばしている)。
[編集] 王座の変遷
初代王者はすべて決定トーナメントで優勝して獲得。
[編集] GHCヘビー級王座
注:王者が王座返上した場合は、王座決定戦によるタイトル移動。
それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。※は防衛失敗。
歴代数 | レスラー | 防衛回 | 獲得日付 結果 |
獲得した場所 (対戦相手・その他) |
初代 | 三沢光晴 | 1 | 2001年4月15日 エメラルドフロウジョン →体固め(21分12秒)○三沢 - 高山× |
有明コロシアム 高山善廣 |
第2代 | 秋山準 | 3 | 2001年7月27日 リストクラッチ・エクスプロイダー →片エビ固め(24分11秒)○秋山 - 三沢× |
日本武道館 |
第3代 | 小川良成 | 2 | 2002年4月7日 変形首固め(4分20秒)○小川 - 秋山× |
有明コロシアム |
第4代 | 高山善廣 | ※ | 2002年9月7日 エベレストジャーマンスープレックス(16分46秒)○高山 - 小川× |
大阪府立体育会館 |
第5代 | 三沢光晴 | 1 | 2002年9月23日 ランニングエルボーバット →体固め(23分50秒)○三沢 - 高山× |
日本武道館 |
第6代 | 小橋建太 | 13 | 2003年3月1日 バーニングハンマー →体固め(33分28秒)○小橋 - 三沢× |
日本武道館 |
第7代 | 力皇猛 | 3 | 2005年3月5日 無双→片エビ固め(27分11秒)○力皇 - 小橋× |
日本武道館 |
第8代 | 田上明 | 1 | 2005年11月5日 オレが田上→体固め(20分43秒)○田上 - 力皇× |
日本武道館 |
第9代 | 秋山準 | 2 | 2006年1月22日 後頭部へのジャンピングニーパット →体固め(20分31秒)○秋山 - 田上× |
日本武道館 |
第10代 | 丸藤正道 | 2(海外含) | 2006年9月9日 完璧首固め(27分29秒)○丸藤 - 秋山× |
日本武道館 |
第11代 | 三沢光晴 | 0 | 2006年12月10日 雪崩式エメラルドフロウジョン→片エビ固め (25分32秒)○三沢 - 丸藤× |
日本武道館 |
[編集] GHCタッグ王座
注:タッグ王者が王座返上した場合は、王座決定戦によるタイトル移動。それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。※は防衛失敗。
歴代数 | タッグチーム | 防衛回 | 獲得日付 結果 |
獲得した場所 (対戦相手・その他) |
初代 | ベイダー&スコーピオ | ※ | 2001年10月19日 ○ベイダー - 秋山× |
横浜文化体育館 秋山準&斎藤彰俊 |
第2代 | 三沢光晴&小川良成 | ※ | 2001年11月30日 ○小川 - スコーピオ× |
北海道立総合体育センター |
第3代 | 大森隆男&高山善廣 (NO FEAR) |
※ | 2001年12月9日 ○大森 - 小川× |
有明コロシアム |
第4代 | 森嶋猛&力皇猛 (WILD II) |
4 | 2002年2月17日 ○力皇 - 大森× |
日本武道館 |
第5代 | 斎藤彰俊&秋山準 | 5 | 2002年9月23日 ○斎藤 - 力皇× |
日本武道館 |
第6代 | 本田多聞&小橋建太 | 2 | 2003年6月6日 ○本田 - 秋山× |
日本武道館 |
第7代 | 棚橋弘至&永田裕志 | 1 | 2003年11月30日 ○永田 - 本田× |
北海道立総合体育センター |
第8代 | 小川良成&三沢光晴 | 7 | 2004年1月10日 ○三沢 - 棚橋× |
日本武道館 |
第9代 | タグ・ウイリアムス&スコーピオ | ※ | 2005年1月23日 ○スコーピオ - 小川× |
神戸ワールド記念ホール |
第10代 | 鈴木みのる&丸藤正道 | 2 | 2005年6月18日 ○丸藤 - スコーピオ× |
イギリス・モアカムドーム |
第11代 | モハメド・ヨネ&森嶋猛 | 2(海外含) | 2005年10月28日 ○ヨネ - 丸藤× |
大阪府立体育会館 |
第12代 | 小橋建太&本田多聞 | 0 | 2006年6月4日 ○本田 - ヨネ× |
STVスピカ |
[編集] GHCジュニア・ヘビー級王座
注:王者が王座返上した場合は、王座決定戦によるタイトル移動。
それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。※は防衛失敗。
歴代数 | レスラー | 防衛回 | 獲得日付 結果 |
獲得した場所 対戦相手・その他 |
初代 | 金丸義信 | 2 | 2001年6月24日 ムーンサルトプレス →片エビ固め(17分17秒) |
愛知県体育館 フベントゥ・ゲレーラ |
第2代 | 高岩竜一 | 1 | 2001年10月19日 雪崩式みちのくドライバー2 →片エビ固め(17分35秒) |
横浜文化体育館 |
第3代 | 丸藤正道 | 1 | 2001年12月9日 シューティングスタープレス →片エビ固め(22分10秒) |
有明コロシアム |
第4代 | 橋誠 | ※ | 2002年4月7日 膝の負傷によりレフェリーストップ (21分28秒) |
有明コロシアム 試合直後に王座返上 |
第5代 | 金丸義信 | 3 | 2002年5月27日 垂直落下式ブレーンバスター2連発 →片エビ固め(16分01秒) |
札幌メディアパーク ・スピカ KENTA |
第6代 | マイケル・モデスト | 2 | 2003年3月30日 雪崩式リアリティーチェック →片エビ固め(19分16秒) |
博多スターレーン |
第7代 | 杉浦貴 | 2 | 2003年9月12日 雪崩式オリンピック予選スラム →片エビ固め(19分11秒) |
日本武道館 |
第8代 | 獣神 サンダー・ライガー |
5 | 2004年1月4日 雪崩式垂直落下式ブレーンバスター →体固め(17分52秒) |
東京ドーム |
第9代 | 金丸義信 | 5 | 2004年7月10日 旋回式垂直落下式ブレーンバスター →片エビ固め(17分39秒) |
東京ドーム |
第10代 | KENTA | 6 | 2005年7月18日 飛びヒザ蹴り→エビ固め (20分31秒) |
東京ドーム |
第11代 | 杉浦貴 | 1(海外含) | 2006年6月4日 アンクルホールド→ギブアップ (25分42秒) |
STVスピカ |
[編集] GHCジュニア・ヘビー級タッグ王座
注:タッグ王者が王座返上した場合は、王座決定戦によるタイトル移動。それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。
歴代数 | タッグチーム | 防衛回 | 獲得日付 結果 |
獲得した場所 (対戦相手・その他) |
初代 | 丸藤正道&KENTA | 9 | 2003年7月16日 ○丸藤 - 村浜× |
大阪府立体育会館 村浜武洋&獣神サンダー・ライガー |
第2代 | 杉浦貴&金丸義信 | 2 | 2005年6月5日 ○杉浦 - KENTA× |
札幌メディアパーク・スピカ |
第3代 | 日高郁人&藤田ミノル (ZERO1-MAX) |
2 | 2006年3月5日 ○日高 - 金丸× |
日本武道館 |
第4代 | 杉浦貴&金丸義信 | 1 | 2006年8月13日 ○金丸 - 日高× |
ディファ有明 |
[編集] 外部リンク
プロレスリング・ノア公式サイト