香椎宮
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香椎宮 | |
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所在地 | 福岡県福岡市東区香椎4-16-1 |
位置 | -- |
主祭神 | 仲哀天皇 神功皇后 |
社格等 | 官幣大社・勅祭社・別表神社 |
創建 | 神亀元年(724年) |
本殿の様式 | 香椎造 |
例祭 | 10月29日 |
主な神事 | -- |
目次 |
[編集] 歴史
仲哀天皇9年(200年)、神功皇后が自ら祠を建て仲哀天皇の神霊を祀ったのが起源とされる。養老7年(723年)、神功皇后自身の神託により朝廷が社殿の造営を始め、神亀元年(724年)に竣工された。この2つの廟をもって香椎廟とする。延喜式神名帳の記載はないが、『続日本紀』などの国史には香椎廟・香椎宮・樫日廟などの文字が見える。
明治時代に官幣大社となる。終戦までは勅祭社に指定され、現在でも十年に一度宮内庁より勅使が遣わされている。最近では平成17年(2005年)に遣わされた。
[編集] 施設
- 本殿
- 幣殿
- 勅使参拝時に御幣物を捧げる場所。他の神社では拝殿となる。
- 拝殿
- 幣殿の前の建物。「香椎宮」の勅額がかけられている。
- 神木「綾杉」
- 神功皇后の三韓征伐から帰国した際、三種の宝を埋め、「永遠に本朝を鎮護すべし」と誓いを立てて鎧の袖の杉枝をその上に挿したものが現在の大木となったとされる。普通の杉と葉の形状が異なり、綾状になっていることからこの名が付いた。大宰帥に任じられた者は、香椎宮に参拝し神職からこの杉の葉を冠に挿されるのが恒例とされていた。
[編集] 交通
[編集] 関連項目
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