飛鳥交通
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飛鳥交通(あすかこうつう、Aska Kotsu Co.,Ltd.)は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県を中心にタクシーを運行する事業者である。本社は東京都新宿区新宿六丁目。ΛskΛ(AsukAではない)が目印である。川野社長は東京乗用旅客自動車協会の副会長。
ほとんどの営業所は自社無線を使用するが、東京都23特別区内の営業所は全て東京無線に加盟しており、規定により同無線を使用する。
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[編集] 車両
車体色は東京無線に加盟しない営業所は全て黒となる。車種は基本的にセドリックのオリジナルだが、現在代替車両はスーパーカスタムを導入している(埼玉・千葉の営業所ではマニュアル車も存在する)。但し吸収前の会社に他車種がある場合はそれも使用しており、船橋営業所ではクラウンコンフォートも使用している。ワゴンタクシーとしてアルファード(羽田)、小型車としてコンフォートも使用する。
[編集] 歴史
- 1949年 ウカワ自動車株式会社として創業。
- 1952年 井土ヶ谷営業所を新設。
- 1955年 京王交通株式会社に改称。
- 1961年 浦島交通(現:新横浜営業所)を吸収合併。東京城西旅客自動車事業協同組合(現:東京無線タクシー協同組合)に加盟。
- 1976年 日興交通(現:成城営業所)を吸収合併。
- 1993年 西八交通(現:八王子営業所)を吸収合併。本社営業所が杉並区高井戸から品川区東品川に移転、現在の品川営業所となる。
- 1994年 長瀬タクシー(現:毛呂山営業所)、チサンタクシー(現:川口営業所)を吸収合併。東横自動車を吸収合併、大田営業所とする。
- 1998年 八千代営業所を新設。
- 1999年 共同交通(現:川崎営業所)を吸収合併。
- 2000年 京浜運送株式会社から旅客部(けいひんボラグ)を譲渡、京王交通第五羽田営業所(大田区京浜島)とする。東タクシー(現:飛鳥交通千葉)、アポロ交通(現:飛鳥交通第六)を吸収合併。
- 2001年 京王電鉄との間の類似商号訴訟敗訴を受け、飛鳥交通株式会社に改称。同時に子会社の京王キャブ(杉並区和田)を飛鳥交通第二へ改称。昭和交通(現:砂町営業所)・日通ひまわり交通(第五羽田営業所に統合)を吸収合併。品川営業所と大田営業所を統合、旧大田営業所敷地に第五羽田営業所が移転。
- 2002年 飛鳥交通第二、板橋区舟渡に移転。
- 2003年 日停モータース(現:小茂根営業所)、ヘルスセンター交通(現:船橋営業所)を吸収合併。
- 2005年 本社が新宿区へ移転(但し営業所は品川区に残留)。
[編集] 営業所 (車庫) の所在地
[編集] 飛鳥交通
- 品川 (品川区東品川)
- 大宮 (埼玉県さいたま市大宮区植竹町)
- 与野 (埼玉県さいたま市中央区円阿弥)
- 浦和 (埼玉県さいたま市浦和区西掘)
- 川口 (埼玉県川口市柳崎)
- 上尾 (埼玉県上尾市上尾村)
- 毛呂山 (埼玉県入間郡毛呂山町大字長瀬)
- 蓮田 (埼玉県蓮田市大字井沼)
[編集] 飛鳥交通第二
- 板橋 (板橋区舟渡)
[編集] 飛鳥交通第三
[編集] 飛鳥交通第五
- 羽田 (大田区東糀谷)
[編集] 飛鳥交通第六
- 江東 (江東区新木場)
[編集] 飛鳥自動車
- 砂町 (江東区南砂)
- 小茂根 (板橋区小茂根)
[編集] 飛鳥交通神奈川
[編集] 飛鳥交通川崎
[編集] 飛鳥交通春日部
- 春日部 (埼玉県春日部市大字小淵)
[編集] 飛鳥交通千葉
[編集] 飛鳥交通船橋
- 船橋 (千葉県船橋市浜町)
なお、飛鳥交通第四は存在しない。
[編集] 外部リンク
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