雪倉岳
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白馬大池付近より(2006年8月5日撮影) |
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標高 | 2,610.9 m | |||
位置 | 北緯36度47分29.2秒 東経137度45分26秒 |
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所在地 | 新潟県糸魚川市、富山県下新川郡朝日町 | |||
山系 | 飛騨山脈(北アルプス) | |||
種類 | -- | |||
初登頂 | -- |
雪倉岳(ゆきくらだけ)は、富山県と新潟県にまたがる標高2,611mの北アルプス北部の山。 我が国で“雪”の文字がつく山では最も標高が高い。名前の由来は、この山は積雪期には雪の間にところどころに岩が出ていて、地元猟師はその岩を“倉”と呼んだため、雪と倉の山という意味で雪倉岳と呼ばれるようになった。
登山道は、白馬岳から分岐し、鉢ヶ岳・雪倉岳を経由して朝日岳に至る縦走路があるだけである。(他に鉱山道と呼ばれる、蓮華温泉から鉢ヶ岳に至る登山道があるが、荒廃して一般的ではない模様)白馬岳の主稜線と比べて登山者の数は格段に少なく、静かな山域である。しかし、高さこそ2600m台と北アルプスの中で目立つ山ではないが、高山植物が非常に豊富で、お花畑の美しい山である。ただし、食糧・寝具があれば白馬岳と雪倉岳の間にある雪倉岳避難小屋が使えるが、営業山小屋での宿泊を前提にすると、白馬岳の白馬山荘から朝日岳の先の朝日小屋まで、かなりの距離がある。
日本で初めて氷河地形の存在が示された山である。
[編集] 周辺の山
[編集] 近隣の山小屋
- 朝日小屋
- 雪倉岳避難小屋(無人小屋)