離宮八幡宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
離宮八幡宮(りきゅうはちまんぐう)とは京都府乙訓郡大山崎町にある神社。
石清水八幡宮の元社にあたる神社。八幡大神を祭神とする。大安寺の僧行教が宇佐神宮に参詣した折に「われ都の近くに移座し国家を鎮護せん」と神託をし、嵯峨天皇の離宮跡であるこの地にきた時、霊光を見て、掘ってみると岩間から湧き水が出たという。
時の神官が搾油器を発明し「荏胡麻油」の製油が起こったことで、日本における製油発祥地とされる。「油座」の制度で胡麻油の販売権を独占して大いに栄えたという。
目次 |
[編集] 基本情報
[編集] 由緒
[編集] 祭事
[編集] 境内外社
武内社、天照皇太神社、蛭子神社、鹿島神社、気比宮、 高天宮神社、小禅師宮、勝手神社、腰掛天神社、高良社など
[編集] 年表
<>は関連事項
- 859年 : 石清水八幡宮として創建。
- 1864年(元治1年):禁門の変で被災。
- 1868年(明治1年)3月:<神仏分離令>
- 1871年(明治4年)5月14日:<社格制度制定>
- 1945年(昭和20年)12月15日:<神道指令>
- 1986年:製油メーカーを中心として「油祖離宮八幡宮崇敬会」が設立される。
[編集] 文化財
[編集] 重要文化財
- 大山崎離宮八幡宮文書 24巻、1冊、1鋪、52通
[編集] その他
- 高麗門 - 大山崎町指定文化財
- 東門 - 大阪府指定重要文化財