関東地震
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関東地震(かんとうじしん)は1923年(大正12)9月1日11時58分に伊豆大島付近、相模湾で発生した地震。マグニチュードは7.9。
この地震によって生じた災害を関東大震災と呼ぶ。
(この地震に関する被害については「関東大震災」の項目で扱う)
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[編集] 前震
- 8年前
- 2~3ケ月前
- 1923年5月~6月、 茨城県東方で200~300回の群発地震(有感地震は水戸73回,銚子64回、東京17回)
[編集] 本震
関東地震は、実際には5分間に起きた三つの地震によって生じた、計5分以上の揺れにより構成される。
[編集] 津波
関東地震の原因とされるフィリピン海プレートの沈み込みによって生じたプレート境界の跳ね返りによって、津波が発生した
[編集] 土石流
地盤の沈降が発生、これらにより土石流が起きた。
- 丹沢山地を中心に地盤の沈降と土石流
[編集] 地盤の隆起
地盤の隆起が確認された。
[編集] 余震
- 9月1日
- 12:17 M6.4/相模湾付近
- 12:23 M6.6/神奈川県中部
- 12:39 M6.6/三浦半島沿岸
- 12:48 M7.0/東京湾
- 13:30 M6.3/神奈川県西部
- 14:23 M6.7/神奈川県西部
- 15:19 M6.5/千葉県東岸
- 16:38 M6.8/山梨県東部
- 9月2日
- 11:46 M7.3/千葉県勝浦沖
- 18:27 M7.1/房総半島沖
- 22:09 M6.5/神奈川県西部