辻久子
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辻久子(つじ ひさこ、1926年3月16日 - )は、大阪生まれのヴァイオリン奏者。父は同じくヴァイオリン奏者である辻吉之助。
幼児から父にヴァイオリンを学ぶ。父からは厳しく教えられた。11歳でバッハ「シャコンヌ」、ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲」、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」を弾いてデビュー。1938年、第7回日本音楽コンクールで第1位となり、「天才少女」と呼ばれた。1941年、相愛女学校を中退して、演奏活動に専念。1941年~1945年、戦争中も満州、中国の親善演奏旅行を行った。1955年、来日したダヴィッド・オイストラフから多くの助言を受け、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲の日本初演を行った。1959年、ソ連国営音楽公団に招かれ、ソ連、チェコに演奏旅行をした。1973年、自宅を売ってストラディヴァリウス「ディクソン・ポインター」(1715年製)を当時3500万円で購入した。大阪芸術大学名誉教授、相愛女子大学教授。
[編集] 受賞歴
- 1949年 神戸新聞社平和賞。
- 1955年 毎日音楽賞。
- 1956年 兵庫県文化賞
- 1966年 音楽クリティッククラブ賞。
カテゴリ: 日本のヴァイオリニスト | 大阪府出身の人物 | 1926年生