超階乗
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超階乗(ちょうかいじょう)とは、階乗を拡張したものでn$と書き、
のように定義される。
上記の式で2つ目の等号は、タワー表記による表記の場合である。
これは、Clifford Pickoverが定義した表記法であり、3$以降の計算結果は巨大な数となる。そのため使い道は少なく、主に巨大数などの表記に使われる。
例: , ,
[編集] 3$の下4桁
3$は、巨大な数とはいえ、その構造は驚くほど単純である。すなわち、幾つかの「6」の掛け合わせに過ぎない。「6」を順次掛けていって、下4桁の数の出現の様子を精査すると、最初から数えて4番目の数から125個の数が循環して現れる。この性質に着目すると、3$そのものを計算することは困難であるが、その下4桁の数が「8656」であることは直ぐに分かる。
[編集] 関連項目
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