藪塚本町
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藪塚本町(やぶづかほんまち)は、群馬県南東部、新田郡にあった人口 約2万の町である。 2005年3月27日に閉町した。
古くは桐生の織物を支える養蚕の村々であった。
1889年に藪塚・本町・山ノ神・大久保・六千石・寄合の6村が合併して成立した。その後、100年以上にわたり他の市町村との合併や町域の変更、町名の変更などは行なわなかった。元々は桐生地区ではあったが、大間々+笠懸と合併するか、桐生+太田の中核市に加わるかという住民投票を行い(桐生市は調整難航から途中離脱)、2005年3月28日に旧太田市、新田町、尾島町との合併により太田市となり消滅した。
距離的に太田市より桐生市に近く、方言(群馬弁:桐生弁)や生活地域などで深い関係性を持っている。
太田市との合併により、総合支所が設立されたが、住民の間で好評だった「広報やぶづか」が廃止、日直が廃止されるなど、住民サービスの低下が見られる。
目次 |
[編集] 沿革
- 1889年4月1日 町村制施行に伴い、新田郡の6村(藪塚村・本町村・山ノ神村・大久保村・六千石村・寄合村)が合併し、新田郡藪塚本町が誕生。
- 2005年3月28日 藪塚本町が(旧)太田市・新田町・尾島町と合併し、太田市となる。
[編集] 合併前までの町長
- 桐生 博司(きりう ひろじ、現・太田市監査委員)
[編集] 道路
[編集] 高速道路
[編集] 県道
- 群馬県道68号桐生伊勢崎線
- 群馬県道69号大間々尾島線
- 群馬県道78号太田大間々線
- 群馬県道294号西国定藪塚線
- 群馬県道315号大原境線
- 群馬県道319号藪塚停車場線
- 群馬県道332号桐生新田木崎線