秋田中央交通線
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秋田中央交通線(あきたちゅうおうこうつうせん)は、かつて秋田中央交通が運営していた、秋田県南秋田郡八郎潟町の八郎潟駅と同郡五城目町の五城目駅とを結んでいた鉄道路線。
僅か3.8kmと短い路線だった。一時は五城目から上小阿仁村、鷹巣町(現北秋田市)方面へ抜ける路線網を延伸する構想もあったものの実現には至らず、1969年夏に全線が廃止された。
同線を走った機関車と客車は長らく五城目小学校のグラウンドに展示されていたが、老朽化が激しく2003年に廃棄処分となった。
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[編集] 路線データ
[編集] 歴史
- 1921年 五城目軌道設立
- 1922年4月21日 【開業】五城目~東五城目間(3.8km)
- 1926年11月1日 【駅名改称】五城目→一日市、東五城目→五城目
- 1943年6月26日 【社名変更】五城目軌道→秋田中央交通(秋田市・南秋田郡の鉄道・バス事業者6社統合に伴って)
- 1950年x月x日 【電化】全線(3.8km)
- 1965年6月1日 【駅名改称】一日市→八郎潟
- 1969年7月11日 【全線廃止】八郎潟~五城目間(3.8km)、同社の路線バスに転換
[編集] 駅一覧
八郎潟駅(はちろうがた) - 川崎駅(かわさき) - 高校前駅(こうこうまえ) - 五城目駅(ごじょうめ)
[編集] 接続路線
- 八郎潟駅 : 奥羽本線
[編集] 関連項目
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