福永正明
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福永 正明(ふくなが まさあき、FUKUNAGA Masaaki, 1955年 - )は、日本の南アジア地域の専門家。南アジア地域の国際関係、インド社会研究、ヒンドゥー教の聖地を専門とする。
東京都生まれ。1981年より1983年、インドの北部バナーラス市 (Varanasi) にある国立バナーラス・ヒンドゥー大学大学院社会学研究科留学、北インド農村社会研究を専攻、社会学によりPh.D.取得。
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[編集] 主な現職
[編集] 国内
日本唯一の南アジア地域研究機関であり、岐阜市に所在する岐阜女子大学附置の岐阜女子大学南アジア研究センターのセンター長補佐(客員教授)。 拓殖大学言語文化研究所外国語講座のヒンディー語講師、上智大学外国語学部のアジア文化副専攻非常勤講師。 南アジア地域協力連合を中心に調査研究を行う、南アジア地域協力連合研究調査会の事務局長。 日本・ブータン王国経済文化交流会の文化交流委員会委員長。
[編集] 海外
国際的な文化遺産に関する研究団体、The Society of Heritage Planning & Environmental Health、Director of Asian Regionのアジア地区理事。 インドのバナーラス市における親日友好のための民間組織、Indo-Japanese Friendship Association, Banaras, IJFAB、バナーラス印日親善協会(インド)の日本側理事。 ブータン王国における私立の中高等学校であるRINCHEN HIGHER SECONDARY SCHOOL(リンチェン中高等学校)における国際教育担当の顧問。
[編集] 著作
[編集] 和文
アジアを中心とする国際関係について、各種メディアにおいて解説と評論を発表。国際情勢分析を提供する雑誌である『世界週報』(時事通信社)、『選択』(月刊・選択出版社)において分析を行う定期寄稿者である。『インド旅案内』(ちくま新書、筑摩書房)、『インド』(財団法人 海外職業訓練協会)など多数。
[編集] 英文
インドの日刊紙The SANMARGの日本特派員、またThe Indian Express、The Himalなど南アジア各種メディアにおいても多数の論考を発表、社団法人日本外国特派員協会の正会員。 Society, Caste, and Factional Politics : conflict and continuity in rural India, (Manohar Book Service, New Delhi INDIA, 1993) がある。
[編集] 講演
アジアを中心とする国際関係、国際交流について講演を行う。 日本放送協会の海外向け国際放送において、国際問題コメンテーターを務める。