福博会
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三代目福博会(ふくはくかい)は、福岡市博多区に本拠を置く日本の指定暴力団。 博多を中心とした地元団体の連合体。 構成員は約330人。 本部所在地は福岡市博多区千代5丁目18番15号。
梅津会会長・梅津高則や四代目山口組 伊豆組組長・伊豆健児の提言により、地元団体(梅津会、羽衣会、太田会、強友会、太住会、平野組、中丸会、永尾一家)の親睦組織・福博睦会として発足。
後に、二代目梅津会会長・梅津 明を会長として盃直しを行い「福博会」として統合。 福博睦会時代には伊豆を顧問に迎え、福博会会長となった梅津は五代目山口組組長・渡辺芳則から代紋違いの舎弟盃を受け、渡辺が歴代会長の後見人を務めており、山口組の親戚団体でもある。
梅津の死後、2代目会長選出に際して内部で意見がまとまらず、梅津会、太田会、強友会が一時脱退したこともある。 また、2代目会長・和田将志郎が日航ホテルで福博会構成員に銃撃される事件も起きている。
2000年2月、福岡県公安委員会から指定暴力団に指定された。
[編集] 歴代会長
- 初代:梅津 明(二代目梅津会会長)
- 2代目:和田将志郎(太住会初代会長)
- 3代目:長岡寅夫
[編集] 最高幹部
- 総裁・和田将志郎
- 会長・長岡寅夫