相模新駅
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相模新駅(さがみしんえき)は東海道新幹線の小田原駅~新横浜駅間に設置を検討された駅。
現段階では構想段階のままで進展しておらず、具体的な計画は存在しない。
[編集] 長い駅間
東海道新幹線の新横浜~小田原間は駅間が長く、沿線の人口も比較的多いために、神奈川県県央地区に駅を新設するという構想があった。
[編集] 具体的な位置
小田急江ノ島線高座渋谷駅付近、相模線倉見駅付近、平塚市大神地区、藤沢市遠藤地区(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス付近)などが挙げられ、相模線倉見駅、藤沢市遠藤地区については相鉄いずみ野線を延伸連絡する事が考えられた。現在のところ、倉見付近が有力。
[編集] 開設への課題
- 現状でも朝の東京方面の東海道新幹線の輸送力は通勤輸送で飽和状態にあり、これ以上の新たな乗客を受け入れる事が困難であるため、JR東海は「開業は難しい」としている。
- 2003年には、当時JR東海社長であった葛西敬之(現在は会長)が現在建設中の南びわ湖駅(米原~京都間、2012年度開業予定)を「東海道新幹線最後の新駅」と発言し、新駅設置を働きかけていた地元自治体に影響を与えた。また「こだま」のみの停車では利便性も高いとは言い難い。しかし本庄早稲田駅(上越新幹線)の様なパークアンドライド主体の形態での利用も考えられている。
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