登別駅
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登別駅(のぼりべつえき)は、北海道登別市登別港町1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅である。登別温泉の最寄り駅であり観光利用が多いことから、市の中心部に近い幌別駅(2駅隣)よりも多く特急列車が停車する。
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[編集] 駅構造
- 2面3線のホームを持つ地上駅である。1番ホームと2番ホームの間に、貨物列車用の待避線が1本ある。配線上、旅客列車の待避は上り列車のみ可能である。出口は北西側に一箇所。
- 社員配置駅。ただし19時30分から翌日7時10分までは無人駅。
- みどりの窓口設置。
[編集] 駅周辺
線路は北東から南西に通じる。南東方向に海岸があるが、フンベ山という小さな山があって海への視界を遮る。駅の東に登別漁港がある。市街は北西側に広がる。
駅前正面の道は登別温泉通といい、登別温泉に通じる。温泉は駅より北北西に直線で約6kmの位置にある。駅の北、歩いて500メートルほどのところに水族館の「登別マリンパークニクス」がある。この施設の中心の建物はデンマークの古城をモデルに設計された。
- 登別温泉ゴルフクラブ
- 登別伊達時代村
- 登別市役所登別支所
- カルルス温泉
- 道央自動車道 - 登別東インターチェンジ
- 登別駅前郵便局
[編集] 歴史
- 1892年8月1日 - 北海道炭礦鉄道の駅として開業。
- 1906年10月1日 - 鉄道国有法により北海道炭礦鉄道が買収、国有化される。
- 1915年12月1日 - 登別温泉軌道登別駅~登別温泉場間開業。
- 1933年9月1日 - 登別温泉軌道廃止。
- 1987年4月1日 - 日本国有鉄道分割民営化により北海道旅客鉄道に承継。
- 2005年3月16日 - 自動旅客案内放送装置使用開始。
[編集] 駅弁
- のぼりべつ洋寿し