片桐はいり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
片桐 はいり(かたぎり - 、本名:片桐 由美、1963年1月18日 - )は、東京都出身の日本の女優。成蹊大学卒業。身長172㎝。血液型B型。大柄な長身とおかっぱの髪型と四角い顔が特徴の個性派女優である。
目次 |
[編集] 来歴
成蹊大学在学中に、劇団ブリキの自発団に入団。1982年-1993年までの作品25本に全て主役で出演。以後、多くの舞台やテレビドラマ、ラジオ、CM、映画に出演。1994年同劇団を退団。
近年は松尾スズキ主催の劇団「大人計画」の出演や独り芝居など舞台公演も多い。
弟は中米グアテマラ在住。アンティグアでスペイン語学校「アタバル」を経営。(夫人がグアテマラ人)
もともとは映画作品に興味があり、映画女優になりたいと考えていた。映画好きが高じて、賃金が低いのも気にせず映画館の受付のアルバイトなどをしていたほどであったが、大きな顔のインパクトが強過ぎたため、映画出演よりも「舞台のほうが遠目だから向いている」と人から遠回しに諭されたのが舞台演劇の道に入ったきっかけとされている。
[編集] 主な出演作品
[編集] 映画
- 『コミック雑誌なんかいらない!』(1986)
- 『刑事物語5 やまびこの詩』(1987)
- 『いとしのエリー』(1987)
- 『ハチ公物語』(1987)
- 『砂の上のロビンソン』(1989)
- 『のぞみ・ウィッチィズ』(1990)
- 『ケイゾク/映画』(2000)
- 『恋に唄えば♪』(2002)
- 『キューティーハニー』(2004)
- 『晴れたらポップなボクの生活』(2006)
- 『ベロニカは死ぬことにした』(2006)
- 『かもめ食堂』(2006)
[編集] 舞台
- 『深沢版・狸御殿』
- 『シラノ・ド・ベルジュラック』
- 『カラマーゾフの兄弟』
- 『ヴァニティーズ』
- 『ベンチャーズの夜』
- 『マシーン日記』
- 『ドライブイン・カリフォルニア』
- 『青木さん家の奥さん』
- 『昭和歌謡大全集』
- 『キレイ~神様と待ち合わせした女~』
- 『ゴドーを待ちながら 』
- 『乙女の祈り』
- 『ニンゲン御破産』
- 『轟VS港カヲル』
[編集] テレビドラマ
- 「親にはナイショで…」(1986年、TBS)
- 「ダウンタウン探偵組」(1988年、朝日放送)
- 銀河テレビ小説「しあわせ志願」(1988年、NHK)
- 世にも奇妙な物語 『死にたくない』(1991年、フジテレビ系)
- 「裸の大将放浪記」(1995年、関西テレビ)
- 土曜ワイド劇場「混浴露天風呂連続殺人」シリーズ(ABC)
- ドラマ新銀河「結婚はいかが?」(1996年、NHK)
- 「いとしの未来ちゃん」(1997年)
- 「ウルトラマンダイナ」(1997年、毎日放送)
- 東芝日曜劇場「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」(2000年、TBS)
- 「永遠の仔」(2000年、読売テレビ)
- 「リミット もしも、わが子が…」(2000年、読売テレビ)
- 天才てれびくんワイド「魔界探偵」(2000年、NHK教育)
- 「金田一少年の事件簿」(2001年、日本テレビ)
- 「ブラック・ジャック3」(2001年、TBS)
- 「レッツ・ゴー!永田町」(2001年、日本テレビ)
- 「私立探偵 濱マイク」(2002年、読売テレビ)
- 「ぼくの魔法使い」(2003年、日本テレビ)
- 「すいか」(2003年、日本テレビ)
- 「光とともに… -自閉症児を抱えて-」(2004年、日本テレビ)
- ドラマ30「ママ!アイラブユー」(2005年 - 2006年、中部日本放送)
- 金曜ナイトドラマ「時効警察」(2006年、テレビ朝日)
- 弁護士のくず(2006年、TBS系列) - 豪田珠美
- ドラマ24怨み屋本舗(2006年、テレビ東京)
- 嫌われ松子の一生
[編集] テレビCM
- スカイパーフェクTVアンテナ取付0円キャンペーン (2006年11月)
- SEEDコンタクトレンズ
- 名古屋ワープロ学院 (現在の「アビバ」。1995年頃)
[編集] インターネットドラマ
- 『グルーエンの鳥篭』