片岡宏雄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
片岡 宏雄(かたおか ひろお、1936年6月15日 - )は元プロ野球選手でヤクルトスワローズ元取締役編成部長役。岡山県出身。
[編集] 来歴・人物
浪速商業高校を経て立教大学に入学し、野球部に所属。先輩である杉浦忠(元南海ホークス投手)、長嶋茂雄(元読売ジャイアンツ内野手)らとともに活躍し、杉浦の名バッテリーとしても有名だった。1959年に中日ドラゴンズへ入団。
1961年に国鉄スワローズへ移籍し、1964年に現役を引退。引退後は産経(後のヤクルト)スワローズのバッテリーコーチを経て、1972年からスカウトとなる。スカウト時代には尾花高夫、伊東昭光、池山隆寛、広沢克己、古田敦也、高津臣吾などをスカウトした事で有名。その後は編成部長まで務め、2003年末に退団した。
また、1990年から1998年までヤクルトスワローズの監督を務めた野村克也との九年間の確執・葛藤を週刊文春2004年5月13日号で語っていた。
[編集] 著書
- 「スカウト物語 神宮の空にはいつも夢があった」健康ジャーナル社 ほか