渡橋 (木曽川)
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渡橋(わたりばし)は、愛知県一宮市光明寺と岐阜県各務原市川島渡町の木曽川南派川に架かる県道(愛知県道150号・岐阜県道115号一宮川島線)のトラス橋である。
毎年8月第4土曜日(中止の場合翌日曜日)に開催される一宮市民花火大会の見物スポットのひとつで自動車通行止めとなるため、見物客が多数訪れる。(2006年度をもって終了)
目次 |
[編集] 概要
- 車道橋
- 供用 1964年
- 延長 258m
- 幅員 6m
- 歩行者・自転車専用橋
- 供用 2006年
- 延長 270.3m
- 幅員 3m
[編集] 歴史
以前は、渡船があったが、木曽川の洪水により欠航となることがあった。(渡船があったことを示す石碑が各務原市川島渡町にある。)
1943年(昭和18年)に、木造の橋(わたり橋)ができたものも、木曽川の洪水によって、何度か流された、その都度復旧させていた。1959年(昭和34年)の伊勢湾台風によって、流失した。
1964年(昭和39年)に、今の渡橋が完成し、岐阜県各務原市川島地区と愛知県一宮市を結ぶ幹線となったが、交通量増大(1996年(平成8年)8月8日の平成川島橋の開通や河川環境楽園開園等)と幅の狭さによる事故が懸念されたため、2006年に歩行者・自転車専用の橋が完成した。
[編集] 隣の橋
(下流) 新木曽川橋(国道22号) - 東海北陸道木曽川南派川橋 - 渡橋 - 河田橋 - 神明小網橋 -小網橋(廃止) - 愛岐大橋 (上流)