淀千両松の戦い
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淀千両松の戦い(よどせんりょうまつのたたかい)は戊辰戦争における、旧幕府軍と薩長軍との戦い。鳥羽・伏見の戦いの一部のこと。
土方歳三率いる新選組は鳥羽・伏見の戦いで伏見奉行所を守っていたが、新式の銃に勝てるはずなく淀まで撤退することなった。
淀藩は薩長の味方になってしまったので淀城には入れてもらえず、旧幕府軍と新選組は千両松に陣を張った。1月5日に早朝に薩長軍と旧幕府軍の戦いが始まり、最初は旧幕府軍が新選組を中心に斬りこみ薩長軍にかなりの損害を出すが福田侠平率いる奇兵隊が橋頭堡を確保すると、形成は逆転し新式の銃の前に旧幕府軍は勝てるはずもなかった。