沢田幸二

沢田幸二（さわだこうじ、1957年 12月8日～）は、KBC九州朝日放送アナウンサーで、同局のアナウンス部長を務める。

山口県岩国市出身。射手座。血液型はB型。愛称はさわぼ～、こーちゃん。別名としてハニワ、カッパ。

[編集] 経歴

山口県立岩国高等学校を経て、立教大学社会学部卒業後、1980年、KBCにアナウンサーとして入社。同期のアナウンサーに奥田智子、和田安生（現在はラジオ製作部）、山本栄子。
入社当時は主にスポーツ中継を担当していたが、福岡国際マラソンでの折り返し中継で宗茂と宗猛の区別がつかなくなり、仕方なく「宗兄弟が来ました」と言ってしまったり、プロ野球宮崎キャンプ取材の折、バスから降りる時に転倒し足首を捻挫、松葉杖姿でそのまま福岡へ「強制送還」となったりして、スポーツ担当から降板され、「（PAO~Nスタート直前の入社3年目は）仕事なかった」と最近になって告白するほどの不遇の時代を過ごす。
1983年から1990年まで、KBCラジオの夜ワイド番組『PAO～N ぼくらラジオ異星人』のメインパーソナリティを担当。卓越したマシンガントークで、絶大な人気を誇り、ラジオ番組専門誌「ラジオパラダイス」でのパーソナリティ人気投票年間ベスト3入りし、当時の『局アナ』『夜ワイド』『DX（ラジオの遠距離受信）』ブームに乗り、九州の局アナとしては全国区の人気者となったことも。

その人気投票において、常に激しい競争を展開していたCBCラジオの小堀勝啓アナ、ニッポン放送の上柳昌彦アナとの誌上共演企画が実現した事もあった。ちなみに、上柳アナは立教大学の1年後輩。

ビートルズと広島東洋カープとトムとジェリーをこよなく愛する。特技は逆さ言葉即答、大橋巨泉や戸張捷、パンチョ伊東、山本浩二、中村基樹のモノマネ(?)。
高校野球ファンであり、過去の優勝校データなどほとんど頭にインプットされている。
博多祇園山笠には、土居流で参加している。
番組内では、投稿したネタをボツにされてもめげずにネタを送り続ける常連リスナーのことを指して「ゾンビ」｢フナムシ｣などと呼んでいるが、実際はリスナーに対しては細かい気配りを見せ、イベントではどんなに忙しくても笑顔と放送と変わらないユーモアで応対し、中には結婚式に祝電をいただいたリスナーもいるとか。
プライベートでは『PAO～N ぼくらラジオ異星人』のエンディングで「結婚します!」とリスナーに報告した愛妻、中3を筆頭に3人のお子さん、チワワ1匹をこよなく愛する。

1990年代からKBCの番組の顔となっていたおすぎとは、よくペアで仕事をしている。現在も『PAO～N』ではコンビを組んでいるが、おすぎの操り方を沢田は非常に熟知しており、非常に息の合ったコンビとなっている。また、KBCアナウンス部には「おすぎお世話係」なるものが存在しているという。

　他、KBCニュースピア630など番組ナレーションでしばしば登場することもある。