宗猛
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宗 猛(そう たけし、1953年1月9日 - )は日本の男子マラソン競技選手である。大分県臼杵市出身。
[編集] 主な成績
- 自己ベストタイムは2時間8分55秒(東京国際マラソン)
- ロサンゼルスオリンピック4位入賞(日本人選手最高)
- その他優勝、上位入賞多数
[編集] プロフィール
双子の兄宗茂、瀬古利彦とともに1980年代前半日本男子マラソンのビック3として、マラソン界をリードしていた。兄の茂よりも長く現役を続け、40歳でもフルマラソンに出場した。現在では兄・茂の後を継いで旭化成陸上部監督として後進の指導に当たっている。また、同じ旭化成陸上部に所属している長女の宗由香利は次代を担う女子長距離の逸材でもある。
なお、兄の茂とは利き手が異なり、兄の左利きに対して右利きである。また、兄・茂はおおざっぱで、天才肌であるのに対して、弟・猛は几帳面で、努力家である。したがって、マラソンへの取り組み方も違い、「マラソンは練習より調整」とし、自分の感性のまま走る兄・茂に対して、弟・猛は「練習あるのみ」とひたすら練習に励んだ。
[編集] 外部リンク
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