水野真紀の魔法のレストラン
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『水野真紀の魔法のレストラン』(みずのまきのまほうのれすとらん)は、毎日放送(MBS)で毎週木曜日の18:55~19:54(JST)に関西ローカルで放送されているグルメ情報番組で、水野真紀の冠番組。通称は「魔法のレストラン」で、略称は「魔法レス(まほれす)」である。
前身である『あまからアベニュー』が終了した後の大阪ガス提供枠である(単独スポンサーではないが、アイキャッチ映像は放送されている。また愛媛ローカルでは別スポンサー 他の放送された系列局はスポンサーはなし)。
毎回概ね2名のゲストを迎えて、番組が進行される。初回のゲストは、志村けん。
先日水野が結婚した際には、番組独占のインタビューVTRを放送。普段よりも視聴率が高かったという。
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[編集] 番組内容
毎回1つのテーマに沿って進められるが、幾つかのコーナーで構成する場合(通常版)と、全編ロケ取材でお勧めのお店を紹介する構成の場合(スペシャル版)の2つがあり、月に通常版が2~3回、スペシャル版が1~2回のペースで放送される。
[編集] 通常版
通常版の収録は、概ねユニバーサル・スタジオ・ジャパン内に設けられた「MBSスタジオ in USJ」で行われる。また※印がついているものは、スペシャル版でも放送される事がある。
- 魔法のランチ※
- その日のテーマに沿ったお勧めのお店を紹介するが(現在は京阪神地区、2006年10月以降は全国。)、「魔法のランチ」はその中でもいくつかのお店が番組と共同で企画した、期間限定の格安メニューを紹介するもの。
- このコーナーはスペシャル版でも放送されることが多く、場合によっては全編「魔法のランチ」で構成されることもある。
- ザ・密着!(進行・中川家)※
- その日のテーマに該当する複数の人気店を密着取材、人気の秘密やそこに隠されたドラマなどを描く。
- 100人の料理人!予約の取れないレストラン~大繁盛の法則~(進行・門上武司)※
- その名の通り、予約がなかなか取れない大人気のお店を取り上げ、大繁盛に至る支配人の苦労や転機を再現ドラマを交えて描く。
なお毎回取り上げたお店の食事券のプレゼントがある。 - 和食の花道~3つの魔法~
- 京都の日本料理店「菊乃井」3代目主人の村田吉弘が、家庭で簡単に出来る和食を実際に調理ながら紹介、おいしく仕上げる「3つの魔法」(ポイント)を指南する。
- なお、このコーナーは、村田以外の料理人や当日のゲストが料理を披露する場合もあり、その場合は「和食」の部分が変わる。
- まかない探偵
- 2005年4月から開始されたコーナー。「野菜を食べよう!」をコンセプトに、関西に店舗を置く料理店のオーナーが、一つの野菜を使ったまかない料理を紹介する。
以下の2つは2005年3月で終了したコーナー。
- 魔法の宿
- 関西とその周辺にあるお勧めの料理旅館などを紹介、番組独自の期間限定の格安プランを発表する。
- 魔法のデザート
- 話題の洋菓子店を一つ取り上げ、番組独自の格安のデザートを期間限定で販売する。
- 以前は「魔法のスイーツ」というコーナー名だった。
番組の最後には、番組特選の食材や調味料をプレゼントする「魔法のグルメプレゼント」と、セイコーエプソンのプリンタのプレゼントがある(スペシャル版でもあり)。以前は水野のサイン入り出演者の生写真のプレゼントがあった。
[編集] 人気の企画
- 粉もんシリーズ
- 大阪の代表的な食べ物の一つである「粉もの」(お好み焼き、たこ焼き、焼きそばなど)のお店ばかりを紹介するもので、番組開始以来最も放送回数が多い企画。
- このシリーズの一環で2004年には、大阪城公園で行われた毎日放送主催のイベント「オーサカキング」で、「粉もんランド」という大阪の人気粉もの店が一堂に会したパビリオンを出展。大盛況を集めた。
- 大阪環状線シリーズ(スペシャル版のみ)
- 大阪市内を走るJR大阪環状線沿線にある、お勧めの店を紹介する企画。
- ここから派生した企画で、阪神電鉄沿線、阪急電鉄沿線、大阪市営地下鉄御堂筋線沿線の店を紹介する企画や、大阪のメインストリート御堂筋沿いの店を紹介する企画もある。
- 隠れ家シリーズ(スペシャル版のみ)
- 俳優や歌手、スポーツ選手など、有名人がよく通うお店を紹介する企画。
なおこれらの企画を組み合わせて放送することもある。(例:大阪環状線の粉もん、御堂筋の隠れ家)
[編集] 出演者
[編集] レギュラーゲスト・リポーター
[編集] 過去の出演者
:番組の初期に番組内で作られた料理のレシピを曲ににして歌うコーナーがあったため。
[編集] ナレーション
なお水野が産休中の期間は、特に代役は置かずに、ゲストの人数を増やすなどで対応している。
[編集] ネット局
- 2001年4月12日から放送開始。当初は19:00開始だったが、2002年4月の平日19時台フライング編成の開始に伴い、現在の放送時間となった。
- あいテレビで毎週土曜日の17:00~18:00に愛媛ローカルでネットするなど一部地方局でも放送。
- かつては北海道放送、山陽放送でも放送されていた。
- 中国放送でも2006年1月~3月に毎週金曜日9:55~10:50にネットしていた他、その前後にも不定期放送があった。テレビ山口でも2006年3月に(改変期の穴埋め番組として)数回放送されたことがある。
- 系列外では秋田放送(日本テレビ系列)でも放送されていた。
[編集] 備考
この番組が放送される木曜7時枠はJNNのローカルセールス枠で、系列局でも自社制作番組(『そこが知りたい 特捜!板東リサーチ』(CBC制作)や『TIM神様の宿題』(RCC制作)、『探検!九州』(RKB制作)など)が放送されており、むしろTBS制作の番組を流す局が少ないほどである。そのため番組改変期に制作されている『とくばん』(『うたばん』の2時間拡大版)が夜8時からのスタートとなる。
ただし、同番組の場合他系列局と異なり新規に収録されたものまで短縮して放送(短縮される『とくばん』は『未公開トーク集』などの総集編が多い)するため、視聴者からは不満の声が上がっている(2006年10月5日の放送分は19時からのフルネットで放送した)。同じケースとして『快傑えみちゃんねる』の放送が優先され、スペシャルが短縮される『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』も挙げられる(ただしこちらはBSフジを使えばフルネット視聴が可能)。
[編集] スタッフ
- 構成 : 桜井ひろし、心斎橋央介
- ブレーン : 門上武司
- フードコーディネート : 服部悦子
- リサーチ : 織田洋子、曽我部充夏、伊藤弥生
- 技術 : 高木久之
- TD(テクニカルディレクター) : 高田仁(以前はVTR編集担当)
- SW(スイッチャー) : 竹本友亮
- カメラマン : 吉田恭一、高石和隆、桂将太、三方映喜、勝木俊雄
- 照明 : 藤野毅
- 音声・MA : 岡稔之
- VTR編集 : 三木嘉彦
- 音効 : 前田典哉、長谷智子、中村彰人(音選屋)渋谷安昭(SAプロ)
- アートプロデューサー : 冨田潤
- セットデザイン : 辻村久信
- 美術進行 : 津田泰司
- 大道具 : 山本雅弘
- 電飾 : 窪敏行
- 花 : 藤田修作
- 書 : 島本田鶴子
- メイク : 根津しずえ、西山和美
- 衣裳 : 有吉麻美
- HP製作 : ガイジンズ
- タイトルCG : ケネック・ジャパン
- タイトル : 小谷唯史、宮本由紀子
- CG : 紀野伸子、村田英樹
- 番組広報 : 齊藤徹
- 番組デスク : 盛田こずえ
- AD(アシスタントディレクター) : 増井孝美、山田雅之
- ディレクター : 阿部淳人、香川路代、古川範子、梶本昌一、畠山真弘、北村崇、冨田佳世子
- チーフディレクター : ひらいなおと、古田涼子
- 宗川圭太
- プロデューサー : 本郷義浩
- 制作 : 浜田尊弘(2005年9月以降) ← 寺西厚史 ← 御藤良基
- 協力 : ハウゼコール、辻村久信デザイン事務所、阪急百貨店ほか
- 料理情報提供 : 大阪あべの・辻調理師専門学校
- 技術協力 : 東通、アーチェリープロダクション、SAプロ、シネブレーン、東通ライティング、スタジオ・ビーアンドエム、イングス、アスカプロ、マコニイ、エル・アップ、音選屋
- 美術協力 : つむら工芸、高津商会、藤貴園芸、新光企画、SASHU、堺かつら、プランニングカンパニー柿本
- 制作協力 : ダイズ、ジオード、Jワークス、MBS企画、シネブレーン、プランニングエッグ、放送映画製作所、東通企画、サイ・ゴン
- 製作著作 : 毎日放送
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の変遷
毎日放送 木曜日18:55~19:54 | ||
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