枝豆
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枝豆(えだまめ、Soybean,Edamame)は、未熟な大豆を収穫したもの。
中国・東南アジアが原産とされる1年草である。奈良時代には文献に記載され、日本には古くから渡来したものとされている。
良質のたんぱく質、脂肪、炭水化物、カルシウム等を含む、栄養価の高い野菜である。
[編集] 枝豆の食べ方
- ■塩ゆで
- 最も典型的な調理法である。しばしば枝つきのまま茹でたことから、枝豆という呼び名の由来ともなった。現在でも、「枝豆」と言えばこの塩ゆでを指すことが多い。
- 調理は極めて簡単であるが、大きく分けて2つの方式がある。
- また、調理後冷凍したものも出回っている。
- 枝豆の塩ゆでは、酒(特にビール)のつまみの定番として知られる。アルコールの分解を助ける働きがあり、枝豆をつまみにするのは理にかなっているといわれる。2000年ごろから、次第に北米・ヨーロッパでも人気が出ている。
- ■ずんだ
- 茹でた枝豆を潰してあん状にしたもの。ずんだを餅にまぶした「ずんだもち」は宮城県と山形県の名物の一つになっている。詳細はずんだの項を参照。
[編集] 郷土料理
兵庫県篠山市においては、黒豆の未熟なものを「黒枝豆」として食べることがある。茹でる前も茹でたあとも鮮やかな緑色ではなく、特に茹でた後の色は、腐っているかのごとくの色ではあるが、美味である。毎年10月第2週前後に出回るものが妥当な時期。それ以前は別の品種である可能性が大。 日本でも有数の枝豆の生産地「千葉県野田市」では、まちづくり委員会を軸として枝豆の町をアピールしています。アピールの代表として枝豆のお酒「まめなのだ」を市内酒販店とキッコーマンとまちづくり委員会の協力にて発売。「まめなのだ」の名前は、2005年に公募により決定した野田らしい名前です。