松島トモ子

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松島トモ子（まつしまともこ、本名；松島奉子（ともこ）、1945年 7月10日 - ）は、中国の満州生まれの女優。血液型はA型。

[編集] 略歴･エピソード

生後まもなく満州からの引き揚げを体験。東京都目黒区で育つ。東根小学校卒業。3歳からバレエを始め、1949年に芸能界デビュー。
1950年 11月19日、舞踏家の石井漠らと共に巣鴨プリズン所長鈴木英三郎に招かれ踊りを披露。5歳の彼女の「かわいい魚屋さん」などの踊りに、慰めの無かった戦犯らは深く感動し涙を流したという。
1986年にテレビ番組の撮影の為にケニアを訪れ、ナイロビのコラ動物保護区でライオンに襲われ、全治10日の大怪我を負う。治療後再び動物保護区を訪れ、万全の態勢でロケに挑むが、今度はスタッフとの食事中に柵を飛び越えてきたヒョウに首筋に噛み付かれる。一部からは「エサ」とまで揶揄されもしたが、「それでも動物が好き!」とコメントした。また、ケニアに行く際には、知人などに送る年賀状に「ライオンに食べられないように祈ってて下さい」と記していた。
ヒョウに襲われた時は第4頚椎粉砕骨折で1mmずれていたら死亡または四肢が麻痺していたと言われ、後遺症もなく生存している事は奇跡に等しく、ニューヨークの学会で発表されたために医学会では有名な存在でもある。後に香取慎吾と共演した「ジャックスカード」のCMはこの体験がモチーフになっているとも言われている。
上記の体験から、車椅子ダンスなど肢体不自由者との交流活動をライフワークとしている。また、著書に、『車椅子でシャル・ウイ・ダンス』などがある。