星野温泉
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星野温泉(ほしのおんせん)は、長野県北佐久郡軽井沢町(旧国信濃国)にある温泉。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- ナトリウム・炭酸水素塩 - 塩化物泉
- 源泉温度46.6℃
[編集] 温泉街
軽井沢の山林の中に、旅館「星のや」および日帰り入浴施設「トンボの湯」、およびレストラン「村民食堂」が存在する。一帯は星野リゾートという会社により運営されており、前述の2施設およびホテル、石の教会・内村鑑三記念堂などの教会、レストランなどが広範囲に存在し、リゾートエリアを形勢している。
[編集] 歴史
古くは赤岩鉱泉と呼ばれ、草津温泉の仕上げ湯の一つであったと言われる。1913年(大正2年)に、製糸業を営んでいた星野嘉助により源泉ボーリングが行われ、高温源泉が開発されたことを期に開発者に因んで星野温泉と改名された。
開発された源泉を利用して、1915年(大正4年)には一軒宿の星野温泉ホテルが開業した。軽井沢という避暑地に立地していたこともあり、数多くの文人が温泉に逗留した。北原白秋、与謝野鉄幹、与謝野晶子、島崎藤村、寺田寅彦、若山牧水らが逗留した主な文人である。彼らが当地で残した歌碑が一軒宿には存在した。
2002年4月には日帰り入浴施設が開設されている。
星野温泉ホテルは2003年8月に閉館後リニューアルされ2005年7月に星のやとなった。