我那覇和樹
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我那覇 和樹（がなは かずき、1980年9月26日 - ）は日本のサッカー選手。Jリーグ1部・川崎フロンターレ所属。ポジションはフォワード。身長182cm、体重77kg。血液型はO型。ゴールに向かって右45度からのシュートに絶対の自信を持つストライカー。沖縄県出身者として初めて日本代表に選出された。
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[編集] 経歴
沖縄県出身。小学生の頃に宇栄原（うえばる）FCでサッカーをはじめ、小禄（おろく）中学校から宜野湾高校を卒業後、川崎フロンターレに入団した。
ルーキーイヤーの1999年5月2日、Jリーグ・ディビジョン2(J2)のベガルタ仙台戦（仙台スタジアム）でデビュー。翌2000年には5月13日のJリーグ・ディビジョン1・1stステージの名古屋グランパスエイト戦（等々力陸上競技場）で途中出場し、後半終了直前に日本代表ゴールキーパーの楢崎正剛から初ゴールをあげた。そして1stステージ最終節のセレッソ大阪戦（長居スタジアム）での活躍（詳しくは長居の悲劇の項目を参照）をきっかけにレギュラーに定着。その活躍はJ1で低迷するチームにおいてヤマザキナビスコカップ準優勝とともに、この年の数少ない明るい話題となり、優秀新人賞（新人王に次ぐタイトル）を獲得した。
J2に降格した2001年は目立った活躍もなかったが、2002年途中から再びレギュラーポジションを奪取。2003年は開幕3試合連続ゴールを決めるなどの大活躍でチームを引っ張り、2004年には川崎フロンターレのエースストライカーとして、J2リーグ得点ランク2位タイ（日本人選手としては最多タイ）の22得点を記録。ポストプレーの正確さに磨きがかかり、また右足だけでなく左足でのシュートも決められるようになったこともあって、チームにおける絶対的存在になった。この年は11月23日のヴァンフォーレ甲府戦（等々力陸上競技場）で、シーズンにおけるチーム100得点目を決めるなど節目のゴールを挙げている。
2005年は4月17日の名古屋グランパスエイト戦（等々力陸上競技場）で、ゴール前で味方選手との衝突により左脛骨陥没骨折のアクシデントに見舞われたが7月に復帰し、リーグ戦では26試合に出場し6得点を挙げた。
翌2006年の開幕戦のアルビレックス新潟戦（等々力陸上競技場）でJ1では自身初（J2も含めると3度目）のハットトリックを達成。第2節の京都パープルサンガ戦（西京極）でも2得点し得点ランクで一躍トップにたち、全国的な注目を浴びる存在となった。 この年のJリーグオールスター（カシマスタジアム）では監督推薦によりJ-EASTの選手として初選出。後半途中から出場し、得点をあげることはできなかったものの、バレー（ヴァンフォーレ甲府）のゴールを生み出す「潰れ役」としてゴール前で献身的なプレーを見せた。リーグ戦ではゴールを量産し続け、2006年シーズンは、18得点を挙げ日本人得点王となった(広島の佐藤寿も18得点を挙げたため単独ではない)。
オシムジャパン最初の試合となる2006年8月9日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦（国立霞ヶ丘陸上競技場）で日本代表に初選出されスタメンで初出場。三都主アレサンドロの直接フリーキックによる先制点を生み出すきっかけを作った。 9月6日のアジアカップ予選イエメン戦（サヌア）では後半途中に出場し、ロスタイムに決勝点となる代表初ゴールを決め、1-0で日本が辛勝した。以後更に活躍し続けている。
[編集] 所属チーム
- 1999- 川崎フロンターレ
[編集] 戦歴
[編集] Jリーグ通算成績
| 年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| J・J1 | J2 | ||||||||||
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
| 1999年 | 川崎 | J2 | 27 | - | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | |
| 2000年 | J1 | 18 | 2 | - | 7 | 2 | 1 | 0 | |||
| 2001年 | J2 | 17 | - | 31 | 2 | 3 | 1 | 5 | 1 | ||
| 2002年 | 27 | - | 21 | 3 | - | 5 | 4 | ||||
| 2003年 | - | 40 | 13 | - | 4 | 4 | |||||
| 2004年 | 9 | - | 42 | 22 | - | 3 | 2 | ||||
| 2005年 | J1 | 26 | 6 | - | 2 | 0 | 3 | 2 | |||
| 2006年 | - | ||||||||||
| 通算 | 44 | 8 | 137 | 40 | 12 | 3 | 24 | 15 | |||
[編集] 代表歴
日本代表新監督、イビチャ・オシム監督の初采配となる2006年8月9日のキリンチャレンジカップ2006 対トリニダード・トバゴ戦に出場する選手として、自身年代別代表も含めて初選出。
[編集] 個人タイトル
| 川崎フロンターレ - 2007 |
|---|
| 1 吉原慎也 | 2 伊藤宏樹 | 3 佐原秀樹 | 4 井川祐輔 | 5 箕輪義信 | 8 米山篤志 | 9 我那覇和樹 | 10 ジュニーニョ | 11 マギヌン | 13 寺田周平 |14 中村憲剛 | 15 原田拓 | 16 鄭大世 | 19 森勇介 | 21 相澤貴志 | 22 植草裕樹 | 23 久木野聡 | 24 黒津勝 | 25 鈴木達矢 | 26 飛弾暁 | 27 都倉賢 | 28 杉山力裕 | 29 谷口博之 | 30 木村祐志 | 31 西山貴永 | 32 大久保将人 | 33 養父雄仁 | 未定 杉浦恭平 | 監督 関塚隆 | クラブ | 編集 |
カテゴリ: 日本のサッカー選手 | 川崎フロンターレの選手 | 1980年生
