微絨毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
微絨毛(びじゅうもう)とは、小腸の内壁に存在する突起である絨毛の更に表面に存在する、極小の突起のこと。俗に微絨毛自体を柔毛(じゅうもう)、柔突起(じゅうとっき)と呼ぶ場合もある。
[編集] 概要
絨毛、微絨毛ともに栄養を助けるために小腸の表面積を増やす仕組みであり、この絨毛と微絨毛によって小腸の表面積は約600倍にも拡大される。微絨毛には毛細血管およびリンパ管が分布しており、ブドウ糖やアミノ酸は毛細血管から、脂肪酸・グリセリンはリンパ管より吸収される。
[編集] 関連
カテゴリ: 医学関連のスタブ項目 | マクロ解剖学 | 消化器