川本町 (島根県)
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川本町(かわもとまち)は島根県邑智郡にある町である。島根県中部の山間部に位置し町内をながれる江の川の水運により古くから栄えた町でもある。また、ほかの町がすべて「ちょう」と読むのに対し、島根県内唯一の「まち」である。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
川本は江戸時代にはは石見銀山の影響により天領となっていたし、また江の川による水運の中心地として栄えた。明治になると邑智郡の役所がおかれ、名実共にこの地域一帯の中心地となったのである。以後市街地の形成や三江線の開通などを経て今日に至っている。
- 1872年 邑智郡役所が川本町に置かれる。
- 1876年 島根県に属すことになる。
- 1927年 町制施行
- 1934年 三江線が町内に伸びてくる。
参考文献;[1]
[編集] 行政
- 町長;樋口忠三(川本町長のページ)
[編集] 議会
2004年5月現在構成員は次のとおりである([2]);
- 議長;瀬上康浩
- 副議長;青木和昭
- 議員
- 山下倫代
- 河田道正
- 圓山達雄
- 大畑茂久
- 飯田武則
- 瀬尻亨
- 片岡通泰
- 植田昌平
[編集] 経済
[編集] 産業
2000年10月1日の統計によると川本町では第1次産業就業者数が382人、第2次産業就業者数が551人、第3次産業就業者数が1524人である。川本町の特産品としては鮎・真鴨肉・ひまわりせんべい・江川茶・猪肉・西条柿・エゴマがあげられる。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 地域
[編集] 教育
- 町内には以下の小学校がある。
- 川本町立川本西小学校(川本町川下1510番地)
- 川本町立川本小学校(川本町川本426番地)
- 川本町立三原小学校 (川本町南佐木230番地)
- 町内には以下の中学校がある。
- 川本町立川本中学校(川本町川本1112番地)
- 町内には以下の高等学校がある。
- 島根県立川本高等学校(川本町川本222番地)
- 町内には大学はない。
[編集] 交通
町内の主要な交通路はいずれも江の川に沿っている。江の川が削ってできたわずかばかりの土地に道路や鉄道を通すのである。江の川はまさしくこの地域の母と言えよう。
[編集] 鉄道
町内には江の川に沿って西日本旅客鉄道三江線が走っているが三江線はローカル線中のローカル線とでも言うべき存在であり、列車本数は一日数往復しかない。中心駅は石見川本である。
[編集] 道路
- 国道261号が町の南西部を少し掠めている。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
[編集] 温泉
- 町内に湯谷温泉 がある。
[編集] お祭り
- 夏祭り「ええなあまつりカワモト」(7月下旬または8月上旬)
- 音楽芸能祭(12月上旬)
- 産業祭(10月下旬)
[編集] その他
郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月16日の再編に伴い、変更された。
- 川本郵便局:696-00xx、696-85xx、696-86xx、696-87xx、696-12xx