川島裕
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川島裕(かわしま ゆたか 1942年5月2日 - )は、日本の官僚。
都立日比谷高校を経て、東京大学法学部を中退、昭和39年、外務省入省。
人事課長、官房審議官、駐韓国公使を経て、平成4年10月、駐韓国特命全権公使。6年、アジア局長、7年総合外交政策局長に就任、9年、駐イスラエル大使、11年8月、外務事務次官就任。総合外交政策局長→次官コースを切り拓いた。就任後、田中真紀子外務大臣との省内騒動を受けて辞任、13年8月、野上義二にバトンタッチした。
次官に就任前まで、韓国との関係の憶測が、時の橋本龍太郎首相と併せ週刊誌上でアレコレ取り上げられてもいた。元国連難民高等弁務官の緒方貞子とはいとこ同士で,曽祖父は元内閣総理大臣の犬養毅,祖父は元外務大臣の芳沢謙吉という良家出身。
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