山本陽子
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山本陽子(やまもと ようこ、1942年3月17日 -)は、昭和中期(1960年代前半~)から平成期の女優。血液型はA型。
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[編集] 来歴・人物
東京都中野区出身。國學院高等学校卒業後、野村證券に勤務していたが、1963年、知人が日活ニューフェイスに応募書類を送ったところ合格し、第7期日活ニューフェイスとして芸能界入り。映画では同じ日活の吉永小百合、松原智恵子、和泉雅子の人気に押され、もう一つ作品に恵まれなかったが、テレビドラマに進出してからは、その日本的で清楚な美貌で人気を集め、「七人の孫」、「白い影」、「白い滑走路」、「となりの芝生」など話題作に立て続けに出演。清楚な役から悪女まで幅広い役柄をこなす高視聴率女優として揺るぎない地位を確立。1980年、「花埋み」で舞台初主演。以来、舞台女優としても精力的に活躍しており、1994年、舞台「おはん」の演技で第19回菊田一夫演劇賞を受賞した。 姪に、女優の山本亜希子がいる。
上記にもあるデビュー前に勤めていた野村證券の当時の同僚達とは、40年以上経った今でも仲が良い。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- ドリフターズですよ!特訓特訓また特訓 (1969年)
- 華麗なる一族(1974年)
- 八つ墓村(1977年)
- 必殺!5 黄金の血(1991年)
[編集] テレビドラマ
- しろばんば(1964年)
- 知らない同志(1972年・TBS)
- 水戸黄門第4部(1973年・TBS)
- 白い影(1973年・TBS)
- 国盗り物語(1973年・NHK大河ドラマ)
- 白い滑走路(1974年・TBS)
- となりの芝生(1976年・NHK)
- 女の家庭(1978年・フジテレビ)
- 不毛地帯(1979年・毎日放送)
- 女たちの海峡(1981年・フジテレビ)
- 黒革の手帖(1982年・テレビ朝日)
- 花ホテル(1983年・フジテレビ)
- ザ・ハングマンⅤ(1985年・朝日放送)
- お入学(1987年・NHK)
- 京、ふたり(1990年 - 1991年・NHK)
- 付き馬屋おえん事件帳(1990年、1993年、1996年・テレビ東京)
- 羅刹の家(1998年・テレビ朝日)
- 徳川慶喜(1998年・NHK大河ドラマ)
- 怒る男・笑う女(1999年・NHK)
- 悪霊島(1999年・TBS)
- 一絃の琴(2000年・NHK)
- 恋する京都(2004年・NHK)
- 黒革の手帖(2004年・テレビ朝日)
[編集] バラエティ
- 「SMAP×SMAP」 (※ビストロSMAPゲスト。フジテレビ)
- 「さんまのまんま」 (関西テレビ系)
- 「愛のエプロン」 (テレビ朝日)
- 「旅の香り 時の遊び」 (テレビ朝日)
- 「徹子の部屋」 (テレビ朝日)