尾崎健夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
尾崎 健夫(おざき たてお、1954年1月9日 - )はプロゴルファーである。通称はジェット、あるいは姓を続けてジェット尾崎。
ジャンボ尾崎こと尾崎将司の弟であり、プロゴルファーとして知られているが、甲子園で優勝した兄と同じく海南高校(徳島県海南町)時代は野球部のエースとして活躍した。弟は尾崎直道。
目次 |
[編集] 高校野球
兄と違い甲子園出場の機会には恵まれなかったが、野球選手としての素質は兄を凌ぐともいわれ、県下No.1の剛速球投手として知られていた。伸びのある速球は正捕手の大石(のちのプロ野球選手)の不在時、控えの捕手が怖がって捕れないほどであったという。練習試合では各地の名門強豪校をなで斬りにして「徳島海南に尾崎あり」として知られた。当然プロからも注目され、甲子園に出場していないにもかかわらずドラフト会議ではヤクルトスワローズに3位指名されたが、兄と同じ道を歩む事を選び入団を拒否、プロゴルファーとなった。
[編集] プロゴルフ
18歳からゴルフを始め、1975年にツアープレーヤーになる。翌1976年のフィリピンオープンでツアーデビューし、初優勝は1979年の白竜湖オープン。
1984年には初勝利と同じ白竜湖オープン、そしてフジサンケイクラシックにて優勝し、日本国内賞金ランキング3位となる。翌1985年も日本プロゴルフ選手権・日本シリーズなど5勝で日本国内賞金ランキング3位になるなど、活躍。1993年を最後に長らく優勝がなかったが、2000年フジサンケイクラシックで久しぶりに優勝している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のゴルファー | 徳島県出身の人物 | 1954年生 | ゴルフ関連のスタブ項目