小出重興
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小出 重興(こいで しげおき)は、和泉陶器藩の第4代(最後)の藩主。
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時代 | 江戸時代前期 | |||
生誕 | 寛文3年(1663年) | |||
死没 | 元禄9年4月9日(1696年5月9日) | |||
別名 | 五郎助(幼名) | |||
墓所 | 東京都港区南麻生の天真院 | |||
藩 | 和泉陶器藩主 | |||
氏族 | 小出氏 | |||
父母 | 父:小出有重 母:真田信政の娘 |
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兄弟 | 弟:小出重昌 | |||
妻 | 正室:南部行信の娘 | |||
子 | なし |
1663年、第3代藩主・小出有重の長男として生まれる。1693年、父の死去により後を継いで藩主となる。1696年4月9日、病により死去。享年34。
重興には実子が無く、死に臨んで弟の重昌を養子にして後を継がせようとしたが、その許可が幕府より出る前に重興が死去したため、陶器藩は無嗣子のために改易となった。なお、陶器藩小出氏は、後に重興の叔父・小出有仍が別家の小出尹明の養子として後を継ぎ、1705年に5000石の旗本となって存続することとなった。