宮本辰彦
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宮本辰彦(みやもとたつひこ - 1964年12月9日 - )の出身は大分県宇佐市下敷田で、双葉山神社が本家にあたる神職、医師の家系に生まれる。父の曾祖父の兄は皇學館大學創設に関わり、近世大坂国学界の逸材と言われた国学者敷田年治。また伯父は住吉大社名誉宮司敷田年博。幼少時は医学者である父包厚のコロンビア大学への研究留学のため、両親と共に渡米。米国ではキリスト教の博愛精神に触れる一方で、帰国後は多くの問題を抱える高度経済成長期の日本のストレス社会に矛盾を感じつつ、多感な少年期を過ごす。20代前半は思想や宗教にも幅広く触れ、人生の進むべき道を模索し、さまざまな職歴を経て、今日の道につながる見識を深める。そして、1995年(平成7年)1月17日に心身の癒しと個々人の真の幸福追求を願い、ヒーリングスペースTatsuを開設。瞑想、ヨガ、呼吸法、気功を通じて、厳しい現代社会を生き抜き、失われつつある日本人らしさを多方面から求めながら、人生の真の成功と自己実現を目指して指導している。近著に戦後60周年を記念して出版された『この国を愛するために 靖国』(国書刊行会)がある。