宇部三菱セメント
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2 |
電話番号 | 03-3518-6670 |
設立 | 1998年7月1日 |
業種 | ガラス・土石製品 |
事業内容 | セメントの販売、セメント系固化材、セメント系粉体製品、スラグ粉等の販売 |
代表者 | 代表取締役社長 松本卓 |
資本金 | 80億円(2005年3月31日現在) |
売上高 | 1220億6200万円(2005年3月期) |
総資産 | 871億7800万円(2005年3月31日現在) |
従業員数 | 386名(2006年3月31日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 宇部興産50%、三菱マテリアル50% |
外部リンク | www.umcc.co.jp/ |
宇部三菱セメント株式会社(うべみつびしせめんとかぶしきがいしゃ)は、セメントの販売を行う会社。
[編集] 概要
1998年に土木資材・建築資材大手の宇部興産、三菱マテリアルが50%づつ出資し販売部門を統合した、セメント販売会社である。
統合当時、両社のセメント販売量国内シェアはトップ3の秩父小野田、住友大阪セメント、日本セメントに次ぐ、三菱マテリアル4位、宇部興産5位であった[1]。そこで、セメント業界における価格競争力を維持するため、コストの約30%を占める物流部門の合理化のために両社の物流・販売部門及び研究開発部門を統合することとなった。また、生産部門においても包括的事業提携の下、協力関係にある。
現在、宇部興産、三菱マテリアルに残るのは生産部門であり、タンカーやトラック、貯蔵等の物流インフラや販売会社は統合し整理され、海外向け販売も宇部三菱セメントの事業に移管されている。
この統合後には秩父小野田、日本セメントが合併し太平洋セメントとなり、業界再編が進んだ。
現在のセメント販売量は太平洋セメントに次いで国内2位。
- ↑ 1998年7月14付 日経産業新聞
[編集] セメント工場
宇部興産、三菱マテリアルの両社合わせて国内7工場(全生産能力2140万トン)から供給を受けている。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のガラス・土石製品産業 | 東京都の企業 | 三菱グループ