天空のエスカフローネ
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『天空のエスカフローネ(The Vision of Escaflowne)』(てんくう-)は1996年4月2日から1996年9月24日までテレビ東京をキー局として全26話が放送されたテレビアニメ。
目次 |
[編集] 概要
- ファンタジー、運命、科学、恋愛など様々なテーマを複雑に絡めたストーリー展開、菅野よう子・溝口肇による音楽など見所は多い。人気、知名度としては社会現象を引き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』ブームの陰に隠れた感があるが、ファンが離れない作品であり、放送終了10年を経た今も根強い支持を受けている。また、他の作品と比して女性ファンに支持を得た。
- 2000年には『劇場版 エスカフローネ』の題名で完全な新作としての映画版が制作された。監督やキャラクターデザインは同じ人(赤根和樹)が務めるも、ストーリーや設定は大幅に変更されており(声優も一部入れ替えた)、別の作品という見方もできる。本格的なアニメーション映画として、各国で公開された。
- 2000年、ヨーロッパ各国で放送されて大人気を博し、日本アニメに対し偏見を持っていたヨーロッパ人の固定観念をくつがえして年配の視聴者にまで受け入れらるほどとなった。なお、この影響で、規制され消滅寸前だった日本アニメの人気が復活した。
- また、韓国でもこのアニメは放送されていて、彼の国でも多大な人気を誇っている。このアニメが韓国オリジナルのものであると誤解している韓国人は多い。
- 『少年エース』(角川書店)誌上で克・亜樹による漫画化が行われた。アニメとは主人公の名前など、設定が大きく異なる。
- 『ASUKA FANTASY DX』(角川書店)誌上で矢代ゆづるによる漫画化が行われた。作品のタイトルは『HITOMI天空のエスカフロ-ネ』。
- 塚本裕美子によるノベライズ化が行われた(全六巻)。本作のストーリーに沿った内容である。
- ロボットアニメに少女漫画の要素を融合したものとして構想がスタートした。
- 作画補助としてCGが実験的に使われたことや、フルオーケストラ(ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団)による音楽も話題を呼んだ。
- 主人公・神崎ひとみの声を担当した坂本真綾は当時16歳の高校生であったことが注目された。
- 現実に暮らしているのは様々な物理法則に縛られている世界だが、「少女漫画独特の“想い”や“観念”が最優先される世界を、何らかのスーパーテクノロジーで強引に実現しようとするとどうなるか?」というシミュレーションが試みられている(最終話のタイトルはもちろん、当初より雑誌等の記事でも漢字表記に、“思い”ではなく“想い”が当てられている。この作品のテーマの一つである“想いは叶う”ということを強調するためだと考えられる)。
[編集] スタッフ
- 原作:矢立肇・河森正治
- 企画:サンライズ
- 監督:赤根和樹
- キャラクターデザイン:結城信輝
- メカニックデザイン:山根公利
- 音楽:菅野よう子・溝口肇
- 製作:TV TOKYO・創通エージェンシー・SUNRISE
- 著作:(C)1996 SUNRISE INC.・テレビ東京
[編集] 主題歌
[編集] ストーリー
高校1年生の占い好きな少女、神崎ひとみは突然地球から異世界ガイアに飛ばされてしまう。月と地球を天空に抱くその世界では、人の“想い”が世界を変える力となる。その地で、彼女は自国(ファーネリア)を滅ぼされた若き王、バァンと、彼の乗る人型機械(ガイメレフ)「エスカフローネ」、陰のある騎士アレンたちと共にガイア全土を取り巻く戦いへと巻き込まれていく。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
(以下、テレビ版)
[編集] 地球
- 神崎ひとみ:坂本真綾
- 高校生で陸上部所属。短距離を得意としており、大会で通用する唯一の一年生。憧れの先輩・天野が外国に行ってしまうと聞き、「100メートル走で13秒を切れたらファーストキスお願いします!」といったような思い切った発言をすることも。基本的に明るく前向きであるが少々短気で、一つの事に集中すると周りが見えなくなってしまいがち。
- タロットでの占いやダウジングといった特技を持っており、他の者には見えない敵や未来のビジョンを(故意でなく)見てしまうこともある。いつも持っているペンダントは祖母の形見。祖母の「大切な人を信じる、信じれば想いは必ず届く」という言葉を胸に抱く。家族は両親と弟が一人。
- 天野にそっくりなアレンに恋するが、やがてそれは本物ではないと気づき、自分が本当に好きなのは誰かを知ることになる。
- 天野進:三木眞一郎
- ひとみが恋心を抱く、陸上部の先輩。彼もひとみを憎からず思っていたが、外国へ引っ越すことになっていた。しかし、ひとみがガイアに転移する瞬間に立ち会ったことに責任を感じ、日本に留まることに。
- 内田ゆかり:飯塚雅弓
- ひとみの親友。陸上部マネージャー。天野に想いを伝えるよう、ひとみの背中を押していたが、実は彼女自身が天野に好意を持っていた。
- ひとみの母
- ひとみの行方不明事件を受けて、神崎家を訪問した天野とゆかりに、ひとみの祖母の体験を話し聞かせる。
- ひとみの祖母
- 今は亡き、ひとみにペンダントを遺した人。実はひとみと同年代の頃、夏祭りに出かけた時、ガイアに行ったことがあり、その際、アレンの父レオンと交流を持っていた。
[編集] ガイア
[編集] ファーネリア王国
- バァン・ファーネル:関智一:(子供時代)亀井芳子
- 本名バァン・スランザール・デ・ファーネル。天空の竜に守られしファーネリア国の王子。シリーズ冒頭にて、試練“竜退治の儀”を果たして王となり、ガイメレフ・エスカフローネと血の契約を結ぶ。
- 無口で不器用。王としての使命、戦うことの苦しみや命の重さに悩むことも。言葉でのコミュニケーション能力には欠けるが、本質は優しく、少しとぼけた性格。
- 人間の父と竜神人の母の血を引いており、背中に白い翼を生やすことができる。
- 兄であるフォルケンが”竜退治の儀”の途中でいなくなったことに憤りを感じ、戦いに背を向けることを何よりも嫌う。
- メルル:大谷育江
- バァンを慕う猫人の少女。一応バァンの侍女的立場にある。バァンのためなら身を挺することも厭わない。最初はひとみを疎んでいたが、次第に打ち解ける。戦災孤児で、幼さが目立つ言動の一方、大人びた側面も持っている。
- ゴオウ:大塚明夫
- 先代のファーネリア王でフォルケン、バァンの父。ヴァリエと出会い、周囲の反対を押し切り結婚。バァンが物心つく前に病死した。
- ヴァリエ:榊原良子
- バァンの母。竜神人の末裔。“運命の出会い”として、ファーネリア王ゴオウに嫁ぐ。ゴオウの死後、“竜退治の儀”において行方不明となったフォルケンを追い、竜の森で失踪。
- バルガス:玄田哲章
- ファーネリア王国の侍大将。バァンとアレンの剣の師でもある。ガイア三剣豪の一人。ガイメレフに剣のみで立ち向かえるほどの力を持つ。ザイバッハ帝国軍によるファーネリア侵攻に際し、アルセイデス1体を倒すも討ち死に。
- アソナ
- ファーネリアの侍大将。専用メレフを持っている。ザイバッハ帝国軍との戦闘にて戦死。
- ユリゼン
- ファーネリアの侍大将。専用メレフを持っている。ザイバッハ帝国軍との戦闘にて戦死。
- ルヴァ
- ファーネリアの侍大将。専用メレフを持っている。ザイバッハ帝国軍との戦闘にて戦死。
[編集] アストリア王国
- アレン・クルゼード・シェザール:三木眞一郎
- 無敵と謳われるアストリア王国の騎士。キザで紳士的。王国の第一王女、マレーネを愛していた(二人の間に出来た子がシド王子)。
- 少年時代、父親が家族を捨てて己の道を走り、その心労で母親が病死。妹のセレナも行方不明になったことで、一度はやさぐれ盗賊業に身をやつしたが、バルガスとの出会いにより改心。その後、王国で12人しかいない、誉れ高き「天空の騎士」に任命される。しかし、マレーネとの関係が国王に知られたためか、荒くれ者の部下たちを率いて、辺境の砦警備の任に就いていた。部下には「お頭」と呼ばれている。
- アストン・サラ・ミラーナ:飯塚雅弓
- アストリア王国の第三王女。勝気な性格で、思ったことは強引に実行に移す傾向がある。アレンに好意を寄せており、ひとみとライバル的な関係になるが、徐々に友人としても打ち解けていく。人の役に立ちたいと医術を学び、アレンの負傷に際して初めての手術を成功させるなど、非常に勉強家な側面も。
- エリーズ・アストン:天野由梨
- アストリア王国の第二王女。物静かで実直な女性。アレンに密かに惹かれていたが、それを表に出す事はなかった。
- マレーネ・アストン:稀代桜子
- フレイド公国の項参照。
- ガデス:大川透
- アレンの副官。階級は軍曹。アレンが不在、もしくはシェラザードで出撃している時はクルゼードの指揮を執っていた。
- キオ:松尾銀三
- テオ:中嶋聡彦
- リデン:上田祐司
- オルト:檜山修之
- スキンヘッドの頭に大きな傷を持つクルゼード隊の隊員。
- カッツ:小野英昭
- バイル:室園丈裕
- モグラ男:茶風林
- モグラ人。森の民。元は、カステーロの砦に捕らえられていたコソ泥である。が、意外と博識で、なぜかアレン達と行動を共にするようになった。
- メイデン・ファッサ
- アストリアの豪商。ドライデンの父。アストリアの政治にも関わっている。エスカフローネを値踏みしたり、ヤモリ人を使ってひとみをさらおうとしたりと、貪欲な性質が窺える。
- ドライデン・ファッサ:小杉十郎太
- ミラーナの許嫁。アストリアの豪商メイデンの跡取り息子で、船団を率いてガイアを旅しながら商売していた。本業が順風満帆であるのは勿論のこと、自室は本で溢れ、学者に負けない知識を持つと自負する。飄々とした性格である。
- 番頭:亀山助清
- レオン:土師孝也
- アレンの父。しがらみを嫌い、家族をアストリアに置いて、単身旅を続けていた。その旅の果てにひとみの祖母と出会う。そして、その後は、アトランティスの謎を求めて、更に旅を続け、幻の谷へたどり着いたと思われる。同じくアトランティスの謎を追っていたアイザックことドルンカークに日誌を奪われ、殺された。
- エンシア:
- アレンの母。家族を捨てたレオンを最後まで愛していた。アレンの妹セレナが神隠しにあった後、心労により病死。
[編集] ザイバッハ帝国
- ディランドゥ・アルバタウ、セレナ・シェザール:高山みなみ
- ザイバッハ帝国のガイメレフ部隊、「竜撃隊」を指揮する少年。エキセントリックで残虐非道、何よりも戦いや殺しを楽しみとしており、鏡を見て陶酔することも。しかし、「竜撃隊」の隊員たちには、死してなお彼を守ろうとするほどの信望を与える一面もある。その正体は、運命改変の実験のため連れ去られ、姿と記憶を変えられたアレンの妹セレナである。
- フォルケン・ラクール・デ・ファーネル:中田譲治
- バァンの兄。バァンと同様ファーネリアの王子であったが、王位継承の儀式である“竜退治の儀”の途中で行方不明に。その後ザイバッハ帝国の軍師としてバァンの前に現れ、エスカフローネを狙う。フレイド攻略の際は、交渉において、全権を任されるほどの力を持っている。元・魔道士。
- 竜退治の儀で戦った竜に右腕を食いちぎられ、保護されたザイバッハ帝国において機械の義手を与えられた。
- 元来はバァン同様白い翼を持っていたが、いつの間にか黒く変わっていた。
- 本当は誰よりも世界の事を想っており、争いのない世界を作るためにドルンカークに与することを選んだ。しかし、次第にその行動に疑問を感じるようになり、やがて離反。刃を向けるが叶わず、命を落とす。
- シェスタ:山口勝平
- 竜撃隊隊員。フレイド攻略後、エスカフローネとの戦闘において戦死。
- ミゲル・ラバリエル
- 竜撃隊隊員。フレイド攻略前、アレン達に捕虜にされる。逃亡の最中、功を焦って失敗。負傷したところを、作戦の口封じのためゾンギに殺された。
- ガァティ:真殿光昭
- 竜撃隊隊員。他の竜撃隊員とともにエスカフローネに倒される。
- ダレット:有馬克明
- 竜撃隊隊員。
- ナリア:天野由梨
- 豹人の幸運強化兵。エリヤの双子の姉。本名ナルナル(ナリヤはフォルケンに与えられた名)。銀色の髪を持つ。幼い頃、人間による焼き討ちで両親を失い、エリヤと共に迫害されていたところをフォルケンに助けられた。以来、彼を慕い続けている。エリヤと共に、ザイバッハ本国での魔道士たちによる訓練を終え、フォルケンの下に配属された。専用ガイメレフ・テイリングを駆りアストリア王国を襲撃。
- エリヤ:日高奈留美
- 豹人の幸運強化兵。ナリヤの双子の妹。本名ベルベル(エリヤはフォルケンに与えられた名)。金色の髪を持つ。姉のナリヤ同様フォルケンを慕い、忠実に仕える。ナリヤと共に魔道士に訓練を受けた後、フォルケンの下に配属された。専用ガイメレフ・テイリングを駆りアストリア王国を襲撃。
- ジャジュカ:辻谷耕史
- 犬人。セレナがザイバッハにさらわれてきた当時の世話役。セレナがディランドゥになってからは、竜撃隊全滅後に与えられた、ただ一人の部下として現れ、ディランドゥが唯一心を開く存在となる。
- アデルフォス・ゲイン:銀河万丈
- ディランドゥの直接の上司で、赤銅の軍を率いるザイバッハの将軍。ザイバッハ四魔将の筆頭。フレイド公国侵攻などに参加している。他国から恐れられていたことは容易に想像できる。が、アストリアと同盟国との戦闘の際、バスラム軍が使用したエナジスト爆弾によって、彼の乗る浮遊要塞は大破・着底した。アデルフォス自身は四魔将軍の中で唯一生存している。
- ゾンギ:塩沢兼人
- カメレオン人(まやかし人)。フォルケンの忠実な部下。特殊な変身能力によって、プラクトゥに成り代わり、フレイド公国に潜入。公国を混乱させるが、任務終了後、ミゲルを殺した咎でディランドゥによって殺される。他国に潜入していた時分、その敵国で任務にあたっていた兄を殺してしまった過去を持つ。
- ドルンカーク:山内雅人
- ザイバッハ帝国皇帝。元々は17世紀~18世紀の地球に生きていた科学者で、死の床に伏してもさらなる研究を望む想いが彼をガイアに転移させた。その後、貧しかったザイバッハ発展のため尽くしてきたが、大国となった今、研究への想いは再び燃え上がり、ザイバッハをも含むガイア全土を混乱させていく。
- モデルは万有引力を発見した実在の科学者アイザック・ニュートン。
[編集] フレイド公国
- シド・ザール・フレイド:高山みなみ
- フレイド公国の王子。登場時はアレンを英雄として単純に憧れたり、戦闘に脅えるなどの幼さを見せたが、ザイバッハとの戦の後、若きフレイド公王として大きく成長を始めた。実はマレーネ姫とアレンの間に出来た子だが、本人はその事実を知らない。
- マレーネ:稀代桜子
- アストリア王国の第一王女。アレンと愛し合っていたが、政治的策略によりフレイド公国に嫁がされた(その時すでにアレンの子=シド王子を身ごもっていた)。結婚後、フレイド公王の愛情に触れ、やがて自身も彼を慕うようになるが、病を得て夭折。死の床でフレイド公王への愛を口にした。
- マハド・ダル・フレイド:
- フレイド公国の王。マレーネの夫。マレーネとシドを愛し、シドと血の繋がりがないことを知りながらも、我が子として大切に育てる。厳格さと愛情深い側面を併せ持ち、アレンをも含む民衆の尊敬を集めた名君。ザイバッハ帝国との戦いで死亡。
- ボリス:
- フレイド公国の執政官(摂政官とも)。ザイバッハとの決戦において、伝書・獅子の巻を決行、他の僧兵たちと共に国のために命を落とした。
- カジャ:
- フレイドの秘宝をフォルトナ寺院で守るゼグウ一族の長。
[編集] ガイアという世界
- ガイア
- 大昔の地球で破滅に瀕した古代アトランティス人たちの生き残りがその“想いの力”を結集して作り上げた星。文化イメージは産業革命前後の地球。いくつもの国があり、竜や獣人を始めとした地球とは違うさまざまな生き物が息づいている。そして、浮き船やメレフなどのテクノロジーが、ガイアの人々の暮らしを支えている。
- 幻の月
- ガイアの空に月と並んで見ることができる地球のこと。『幻の月は災いを呼ぶ』と言われ、不吉の前兆とされる。
- アスガルド大陸
- 暗黒大陸とも呼ばれる。嵐や周辺にある浮き岩のせいか、たどり着くのは非常に難しい。幻の谷があると伝えられる。
- 幻の谷
- 竜神人が住むという。アスガルド大陸にあると伝えられていたが、実際は、異次元にあり、地球上にあるはずの滅亡した古代アトランティスの都市であった。
- アトランティス
- ガイアではなく、地球上に存在した古代の超文明。
[編集] ガイアの国々
- ファーネリア王国
- 山間にある侍の国。小国だが、イスパーノ製の白いガイメレフ、エスカフローネを持つ。バァン、フォルケン、メルル、そして、バルガスの故国。“侍”と呼ばれる戦士たちが国土を竜や他国から守っている。バルガスはその侍大将4人のうちの一人、バァンが王となった直後、ザイバッハ竜撃隊の奇襲により滅びた。その際バルガスたち侍大将は討ち死に、生き残った人々もちりじりとなった。この国では、王候補である王子たちには、王になるため、竜を倒してドラグエナジストを取り出し持ち帰るという“竜退治の儀”が課せられる。バァンの父で先代の王は、ゴオウ、母でその王妃はヴァリエ。
- アストリア王国
- ヨーロッパを連想させる、商業で栄える国。華やかな首都・パラスを持つ。獣人が虐げられることの多いガイアだが、アストリアのバザールでは、多くの獣人が行き交い、王国の懐の深さが窺える。
アストリアの由来はアストリアの英雄アリーアから取られた。
- ザイバッハ帝国
- 元は恵みの少ない土地の貧しい国であったが、ドルンカークが皇帝として君臨する現在は、工業大国であり軍事大国でもある。赤銅、青銅、白鉄、黒鉄の四魔軍と魔道士集団を擁し、その軍事力を背景にガイア統一をもくろむ。が、終盤、ドルンカークの理論追求のため、進軍を許されず、その間にエナジストを用いた大量破壊兵器を投下され、軍の大半を失う。
- フレイド公国
- 東南アジア風の雰囲気を持つ国で、仏教の僧のような風貌の兵士たちがいる宗教色のつよい国家。国土にフレイドの秘宝と呼ばれるパワースポットを持つ。パワースポットには、古代アトランティスを滅ぼした力が眠っており、何世代にも渡ってフレイドの民により守られてきた。しかし、ザイバッハ帝国の侵攻により、王は戦死。その遺志を継いだシド王子により、ザイバッハへ引き渡された。首都・ゴダシム。
- バスラム共和国
- ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。決戦の最中、勝利を焦ったバスラム所属の将のひとりが禁断の兵器であるエナジスト爆弾を投下、味方の軍もろともザイバッハ軍の大半を消滅させた。
- デイダラス王国
- ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。
- チェザリオ王国
- ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。ザイバッハとの決戦では、戦場へ先遣隊を送り込んでいる。その先遣隊と幻の月(地球)から戻ったバァンとひとみが出会い、請われて、バァンは彼らと共に戦うこととなる。
- エグザルディア王国
- ザイバッハに決戦を挑んだアストリアの同盟国の一つ。実は、ミラーナ姫が初登場時に着ていた服装はこの国の物である。
[編集] ガイアの人々と生き物
- 竜神人(りゅうじんびと)
- 地球からガイアに渡った古代アトランティス人たちのガイアにおける通称。背に白い翼を持つ。古代アトランティスを滅ぼした呪われた一族として忌み嫌われ、恐れられている。ガイアでもめったに出会うことはないらしい。バァンの母ヴァリエは純粋な竜神人。死期が近づくと背中の翼は白から黒に変色するという。
- 侍
- 王を含むファーネリアを守る戦士(兵士)たち。
- 騎士
- アストリアの戦士階級を騎士と呼ぶ。
- 天空の騎士
- アストリアの騎士、その中で、選ばれた12人のみが『天空の騎士』となり、ガイメレフ・シェラザードを与えられる。アレンもその一人。
- 僧兵
- フレイド公国を守る戦士(兵士)たち。
- プラクトゥ
- フレイド公国の僧兵の中でも特に催眠暗示による尋問に長けた者を指す。代々のフレイドの王家の者はこのプラクトゥの言うことを聞かねばならない。
- イスパーノ一族
- アトランティスの民の技を受け継ぎし一族。普段は工房船とともに異次元にいる。エスカフローネを造った。彼らは、全身を覆うローブから、まるでカメラのレンズのようなものが覗いている という、変わった風貌をしている。
- 竜撃隊(りゅうげきたい)
- ディランドゥを隊長とするガイメレフ部隊。能力の高い美少年ばかりが集められている。隊員は皆ディランドゥに心酔しており、死した後も霊魂となって彼守ろうとしたことからも、その度合いがうかがえる。
- 魔道士
- ドルンカーク直属の、運命について研究を行う科学者たち。さらって来た子供を使って人体実験を行う者や幸運強化について研究する者など、彼らによっていくつもの研究がなされている。フォルケンも元はその一人。
- 幸運強化兵(こううんきょうかへい)
- 己に有利な事象を人為的に引き起こすために、運命改変を施されたザイバッハ兵士、作中ではナリヤ・エリヤ姉妹のみ確認できる。そして、2人は更なる強化のため幸運血液を輸血している。
[編集] 獣人
- 「けものびと」と読む。猫や犬などの動物に似た、皮膚を覆う体毛や尻尾などの特徴を備えた人々。多くは二本足で立ち陸上で生活しているが、水中で生活する下半身が魚の種族もいる。迫害の対象ともなっており、作中ではいわれのない理由により焼き討ちにされたり、観賞用として捕らえられたりしている。それ故か、単独の種族で小さな集落を作って生活している者も多く、獣人による国家は存在しない。
- 主要人物中では、メルル、ナリア・エリア姉妹、ジャジュカが獣人である。
- 猫人
- メルルが登場している。
- 狼人
- ルムを族長とする一族が登場している。遠吠えにより、遠くまで言葉を伝えることが可能である。
- 犬人
- ジャジュカが登場している。
- 豹人
- ナリア・エリア姉妹が登場している。両親は、人間たちからいわれのない襲撃を受け、不幸にも命を奪われている。
- イルカ人
- ひとみやバァン、ミラーナたちが繰り出したパラスのバザーで登場。ひとみがすれ違った。
- 鷹人
- ひとみやバァン、ミラーナたちが繰り出したパラスのバザーで登場。ひとみがすれ違った。
- 人魚
- シルフィという人魚が登場している。観賞用として捕まっていた所を、ドライデンに助けられ、ドライデンの商船の水槽に入っていた。
- ヤモリ人(ヤモリびと)
- 手足を使い、壁面を自由に動き回れる。作中では、メイデンに雇われ、ひとみをさらっている。
- まやかし人(まやかしびと)
- カメレオン人。変化の能力を持つ獣人の一族。一族の定めとして、傭兵となってガイアの各国に所属して戦う者が多い。ゾンギもその一人。
[編集] 生き物他
- 竜
- 地竜。2本足で腕の無い巨大な爬虫類的生物。体内のドラグエナジストはメレフや浮き船をなどの動力源となる。作中で変形したエスカフローネが「白い竜」と呼ばれていたことなどから、翼を持つ竜、飛竜もいると考えられるが作中には登場しない。また、作中では、バァンを竜神人の末裔であり、またエスカフローネに乗っていることから「竜」と呼ぶこともある。
- 海竜神ジェチア
- アストリアの守護神。パラスの港に街を見守るように石像が立てられている。その手(ヒレ?)にはエナジストがある。
[編集] ガイアの事物
- エナジスト
- 鉱山で採掘されたエナジスト鉱石を精製してできる。竜の体内で精製されたものは特にドラグエナジストという。メレフや浮き船などの動力源となり、はては現代の核兵器のようなすべてを破壊してしまう強力な兵器の元にもなっている。作中のガイメレフへ搭載されたものを見ると、かなりの大きさのものも造られていることがわかる。搭載される個数はそのガイメレフの強さのバロメーターとも言える。
- ドラグエナジスト
- エナジスト鉱石を食べた竜が体内で濃縮、精製したエナジストのことで、通常のものよりも価値が高い。ドラグエナジストは、薔薇の花のような形をした宝石のような外見をしている。大きさは大人のこぶしをひとまわり大きくした程度のもの。通常、ドラグエナジストは化石化した竜の骨のあるところから発掘されている。冒頭のバァンの得たような、生きた竜から取り出したドラグエナジストはより大きな力を持つと思われる。
- 浮き岩
- 普段から空中に浮遊している岩。これを利用して、大小さまざまな多くの浮き船が造られている。熱すると浮力を失う。
- グラールの葉
- モグラ男を始めとした“森の民”が携帯する薬草。大抵の毒は中和できるらしい。あまり、人間たちには知られていないらしく、バァンがこの葉の存在を知っていることにモグラ男は驚いている。バァンは兄フォルケンから、この薬草のことを聞かされていた。
- イスパーノホワイト
- イスパーノ製である、エスカフローネを覆っている白い色をこう呼ぶ。
- ひとみのペンダント
- 実は古代アトランティス人の持っていたペンダント。石はエナジストかと思われる。アレンの父レオンがどこかで手に入れ、ひとみの祖母を通して、ひとみの手に渡っていた。
[編集] 浮き船
浮き岩を硬式飛行船のガス嚢のように用い、それに推進用の動力をつけて操縦可能にした一種の航空機。小型の快速艇から、浮遊要塞、巨大な商船、超巨大なイスパーノ工房船まで、様々な大きさと形、目的の浮き船が存在する
- クルゼード
- アレンを頭とするクルゼード隊の快速艇。アレン達のいた砦(カステーロの砦)の地下に隠されていた。竜撃隊による奇襲の際には付近の滝の裏にあった出入り口より登場した。クルゼードのような快速艇の速度を凌ぐ浮き船はない。それだけに、空を飛び、しかも、クルゼードに軽々と追いついたガイメレフ・アルセイデスの存在はアレン達を驚かせた。アレンのミドルネームでもある。
- 浮遊要塞
- 様々な形・大きさが確認できるガイア各国にある浮き船の戦艦。
- ヴィワン
- ザイバッハ帝国竜撃隊の浮遊要塞。作品中盤、テイリングがパラスを襲った際には、浮遊要塞として初めてステルス・システムを搭載した。
- ディレイト
- ザイバッハ帝国軍の浮遊要塞。終盤、ディランドゥとジャジュカが他の部隊と共に乗っていた。ヴィワンと同様にステルス・システムを搭載している。アストリアのランパントを奇襲した。
- イスパーノ工房船
- 普段は異次元に存在する。イスパーノ一族の浮き船。作中ではイスパーノのガイメレフであるエスカフローネの装置により、呼び出された。クルゼードと比べれば十分に大きいと思われるドライデンの商船さえ、小さいと思わせるほどの巨大な浮き船である。
[編集] アストリア王国関連
- カステーロの砦
- 序盤、アレン達が警備をしていた砦。近くの滝から砦の下に続く洞穴があり、そこに浮き船クルゼードを格納していた。
- ランパント
- 浮き船の港。ザイバッハとの決戦の前に、同盟軍の浮き船が終結、会議を開こうとしていたところを浮遊要塞ディレイトによる奇襲を受けた。
[編集] ザイバッハ帝国関連
- ガルフォ
- ザイバッハ辺境の地。ランパント奇襲後、ディランドゥとジャジュカが32番隊と共に配置された。
- 流体金属
- ザイバッハのガイメレフ(アルセイデスなど)に搭載されている様々に形を変えることができる金属。アスセイデスの操演宮を満たし、搭乗者の動きをガイメレフに伝えている。また、剣や炎などに形を変え、武器や盾にもなり、ガイメレフ自身の骨格さえも形作る。
- 幸運増幅機
- ヴィワンに搭載されていた。後に、アストリアにより沈没したヴィワンより引き上げられている。
- 幸運血液
- 運命加速装置
- 運命予測装置
- 運命改変装置
- アトランティスマシーン
- 絶対幸運圏(ぜったいこううんけん)
[編集] フレイド公国関連
- フォルトナ寺院
- 僧兵の中でも精鋭部隊であるゼグウ一族が守るフレイド最古の寺。ゴダシムを後にした公王達が向かった場所。フレイドの秘宝があると言われている。
- 伝書・獅子の巻
- フレイド公国に伝わる秘密の作戦を伝えた書物と思われる。首都ゴダシムの城の内部に敵を誘い込み、敵味方もろとも城を潰すという強烈な作戦。多数の味方の兵を犠牲にしなければならないが、敵方にも相応の痛手を与え、それに乗じて、王族たち等を逃がすことができる。
- 作中では、ボリスが城の内部で球形の石(キーストーン)を破壊し、城全体を崩壊させた。
- パワースポット
- ガイアを創り上げたアトランティスの想いの力、そのかけらがガイアには点在している。それがパワースポットである。
- フレイドのフォルトナ寺院には、最大級のパワースポットが隠されていた。
- フレイドの秘宝
- フレイド公国最古の寺、フォルトナ寺院で代々守られているガイア最大級のパワースポットを指している。
- 封印の間
- フォルトナ寺院内、パワースポットに関わるからくりがある部屋。
- 封印の剣を持つ王家の者とゼグウ一族のみが入るのを許されている。部屋の中心にはジャガーの像が据えられている。
- 秘宝・封印の剣
- “封印の間”において、パワースポットを解放させる鍵となる宝刀。柄にはエナジストが埋め込まれており、アトランティス滅亡時の口伝が刻まれている。石版の中心にに突き立てれば、エナジストが光り、口伝を壁に描き出す。そして、ジャガーの像にはめ込めば、パワースポットが解放される。
[編集] メレフとガイメレフ
- メレフ
- 中にある操演宮に入った人の動きに合わせて動く鎧のようなもの。もともと竜退治のために造られたが、今は軍事利用されている。動力源はエナジスト。ガイアにある各国には、さまざまなメレフが存在している。主に軍隊の戦士用で、メレフを与えられるのは名誉なことであり、戦士の中でもエリートとされる。しかし、戦いに備えたものばかりではなく、作中では、ザイバッハのブルドーザーのような作業用やアストリアの観賞用も確認できる。(参考:パワードスーツ)
- ガイメレフ
- 戦士の操るメレフの中でも、通常の2倍近い大きさがあり、複数のエナジストを搭載している上位機種。ガイメレフは極端に少ないようで、ガイメレフを与えられる者は、メレフを操る戦士の中でもさらに特別の存在であるようだ。アストリアのような大きな国でも“天空の騎士”と呼ばれる12人に与えられる12体のみらしい。ファーネリアに至っては、王専用のエスカフローネ一体だけが確認できる。それだけに、ガイメレフばかりを相当数そろえたザイバッハは、特殊な国と言えるだろう。
ただし、例外として、個人が所有するガイメレフも存在する。アストリアの闘技場では、サジマを始めとする賞金稼ぎ3名がガイメレフを駆って、エスカフローネと対峙した。
[編集] 各国のガイメレフ
- エスカフローネ
- ファーネリアで確認できる唯一のガイメレフで、王の専用機。搭載するエナジストは両肩に緑のエナジスト、左胸に赤いエナジスト、さらに赤いエナジストの内部に埋め込まれるエナジストの計4つである。伸縮式の諸刃の刀を背に納めている。特徴は、イスパーノ・ホワイトと呼ばれる白い機体色と、飛竜の形に変形することである。変形時には搭乗者が竜の背中に当る部分で手綱のようなものを用いて操作する。このときは推力機関は外部に露出していない。また、さらに搭乗者の想いに反応して4本足を収納した高速飛行形態にも変形する。この高速形態ではジェットエンジンのような推力発生機関が露出する。
- 伝説のイスパーノ一族の製造であり、150年もの歳月を費やして作られている。作中での修理代が5千万ギルド(アレンの部下たちの給料2千年分)ということから、その製作費たるや相当なものだろう。作中では現ファーネリア王バァンが駆る。
- なお作中においてザイバッハ側が作成したイメージ映像では、1つの戦場に多数のエスカフローネが姿を現し、肩のエナジストからビームを放って浮遊要塞を沈めるというパワフルな描写がされていた。
- シェラザード
- アストリアの“天空の騎士”専用ガイメレフ。“天空の騎士"が12人いることから、12体あると思われる。西洋の騎士を思わせる風貌をもち、サーベルを使う。アレン・シェザールの搭乗機もこれである。
- シャファリス
- フレイド公国の王専用ガイメレフ。後光を示すような装飾(?)を背中に持ち、仏像のような雰囲気を醸し出している。ガイメレフをも貫く巨大な弓矢を武器とする。ザイバッハ帝国軍との決戦で大破した。
- テルセイロ
- フレイド公国のガイメレフ。ボリスがこれに乗り、“伝書・獅子の巻”を実行に移した。
- アルセイデス
- ザイバッハ帝国製。ガイアにおいて初めて大量生産に成功したガイメレフである。従来のガイメレフと異なり、駆動部に製作の手間のかかる精密部品を使用せずに流体金属を用いたことが特徴。そのため短期間での量産が可能になったと思われる。色は青。足を折りたたみ、立ち上がった姿勢のまま、飛ぶことができる(この状態を浮遊態と呼ぶ)。流体金属を武器(クリーマの爪・炎など)や骨格として使用している。エナジストは左肩に1つ。
- 旧型アルセイデス
- ザイバッハ製、エナジスト採掘場で使用されている旧型ガイメレフ。流体金属は使われていないらしく、剣を持っている。
- 竜撃隊用アルセイデス
- 本体は量産されているアルセイデスであるが、ステルスマントを持ち、マントで自身を覆い透明になって移動(飛行時をのぞく)することができる。
- ディランドゥ専用アルセイデス
- 色が赤く、頭部に角を持つアルセイデス。もちろんステルスマントを持つ。動力となるエナジストは両肩に1つずつの2つに増えている。
- テイリング
- ザイバッハ製、ナリヤ、エリヤ専用ガイメレフ。ナリヤ機は銀色、エリヤ機は金色の放熱装置らしき髪の毛状のものを備えている。アルセイデスのように変形して飛行するが、そのときは、足だけでなく腕もたたんで水平になり、煙を出しながら高速で飛行する。ナリヤ・エリヤ姉妹の死後、ザイバッハを離脱したフォルケンが使用した。
- オレアデス
- 物語終盤でディランドゥ機とジャジュカ機のみ確認されたザイバッハ製ガイメレフ。アルセイデスの完成形とも言える姿で、両肩に4個ずつの計8つのエナジストを持ち、アルセイデスよりもかなり大きくなっている。ディランドゥ機は赤で角があり、ジャジュカ機は青。エナジストが増えたため、浮遊態でも新たに装備されたステルス・システムの使用が可能となっている。また、腕にある流体金属射出のための穴の数が増え、腕にある流体金属でない折りたたみ式の爪が3本から4本に増えた。
- イスパーノのガイメレフ
- エスカフローネに代表されるイスパーノ一族が製作したガイメレフ、工房船ではさらに数体が製作過程にあった。エスカフローネに似たタイプだが詳細は不明。
- 古文書には、「イスパーノのガイメレフは使い手を取り殺す」「イスパーノのガイメレフは血の契約により、主(あるじ)を決める。その主死するまで」とある。
[編集] 放送リスト
- 運命の告白
- 幻の月の少女
- 華麗なる剣士
- 魔性の美少年
- 兄弟の刻印
- 策謀の都
- 予期せぬ別れ
- 天使の舞う日
- 羽根の記憶
- 青き瞳の王子
- 死の予言
- 秘密の扉
- 赤い運命
- 危険な傷跡
- 失われた楽園
- 導かれし者
- この世の果て
- 運命の引力
- 恋の黄金律作戦
- 偽りの契り
- 幸運の反作用
- 黒き翼の天使
- 嵐の予感
- 運命の選択
- 絶対幸運圏
- 永遠の想い
[編集] 放送局
[編集] 同時ネット
テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送
[編集] 時差ネット
[編集] 関連作品
[編集] ゲーム
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 同じくファンタジー要素の強い『聖戦士ダンバイン』と競演したが売上が振るわず、話題にならなかった。
- サンライズ英雄譚2
- バァンとひとみが登場。
- 天空のエスカフローネ
プレイステーション用ゲーム。
- テレビ放映版をベースに新たに設定されたガイメレフや人物が登場する。なお、限定版には、テレビ放送でタイトルと同時に登場していたタロットカード(全26話分の26枚)と、スペシャルムック(小冊子)が付属する。
- エンディングでひとみがバァンに対して(ファンが二人に最も言わせたくない言葉である)「さようなら」との台詞を言うシーンがあるため、ファンからは不評である。
テレビ東京系 火曜18:00枠 | ||
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爆れつハンター | セイバーマリオネットJ |
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