天平宝字
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天平宝字(てんぴょうほうじ)は、日本の元号の一つ。天平勝宝の後、天平神護の前。757年から764年までの期間を指す。この時代の天皇は孝謙天皇、淳仁天皇、称徳天皇(孝謙天皇重祚)。
目次 |
[編集] 改元
[編集] 天平宝字期におきた出来事
- 天平宝字2年 - 孝謙天皇が大炊王に譲位。淳仁天皇が即位
- 天平宝字3年 - 大伴家持が『万葉集』を編纂。
- 天平宝字8年 - 恵美押勝の乱。淳仁天皇を廃して淡路に配流し、孝謙上皇は重祚し、称徳天皇となる。
- 天平宝字8年 - 儀鳳暦から大衍暦に改暦。
[編集] 西暦との対照表
天平宝字 | 元年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 |
西暦 | 757年 | 758年 | 759年 | 760年 | 761年 | 762年 | 763年 | 764年 | 765年 |
干支 | 丁酉 | 戊戌 | 己亥 | 庚子 | 辛丑 | 壬寅 | 癸卯 | 甲辰 | 乙巳 |