大西広
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大西 広(おおにし ひろ、男性、1956年7月31日 - )は、経済学者、統計学者。京都大学上海センター副所長、同大大学院経済学研究科教授。日中友好経済懇話会顧問。
京都市生まれ。東大寺学園を経て、1975年京都大学経済学部卒業。
左翼のネガティブウェルフェアの超克を唱えており、新自由主義も共産主義の延長と捉えるなど徹底した史的唯物論者で知られている。また、中国の六四天安門事件の弾圧を支持した日本で数少ない文化人である(ちなみに同じく弾圧を支持したシンガポールのリー・クアンユーを彼は尊敬している)。
[編集] 著作
- 『中国はいま何を考えているか : ナショナリズムの深層』 大月書店, 2005. ISBN 4272210858
- 『ポスト戦後体制への政治経済学』 大月書店, 2001. ISBN 427221070X
- 『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義 : 工業社会の成立とその終焉』 大月書店, 2005. ISBN 4272110721