大沼 (百貨店)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 〒990-8571 山形県山形市七日町1-2-30 |
電話番号 | 023-622-7111 |
設立 | 1950年(昭和25年)7月1日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 百貨店 |
代表者 | 代表取締役社長 児玉賢一 |
資本金 | 2億7930万4000円(2006年2月末現在) |
売上高 | 125億円(2006年2月期) |
従業員数 | 325人(2006年3月1日現在) |
決算期 | 2月 |
外部リンク | http://www.onuma.co.jp/index.html |
株式会社大沼(かぶしきがいしゃおおぬま)は、山形県の百貨店。
目次 |
[編集] 概要
山形県内で百貨店、ギフトショップを経営する老舗企業である。また関係会社でホテルを営業している。
山形市の繁華街、七日町にある本店は山形駅近辺では古くからの伝統のある百貨店として知られるが、近年では消費の低迷や、近郊の大規模ショッピングセンター(イオン山形南ショッピングセンター、ジャスコ山形北ショッピングセンター等)の影響を受け、2005年2月の決算期で3年連続の減収、2年連続の最終赤字となり苦戦していた[1]。
2005年4月に元伊勢丹取締役の鈴木勝雄が、大沼の取締役に就任。商品仕入も伊勢丹系列の全日本デパートメントストアーズ機構に加盟していることから、伊勢丹との関係が強まるのではないかと予想された。鈴木の取締役就任後、組織や人員の簡略化や品揃えの見直し、不良在庫の整理などの改革に着手。2006年2月期には売上高は減少したものの[2]これらのリストラの効果で最終利益は3期ぶりに黒字となった。2006年3月からはポイントカードの発行を開始している。
- ↑ 出典:2005年6月29日付東北版 日本経済新聞
- ↑ 出典:2005年度百貨店調査 日本経済新聞社(2006年8月発表)。大沼本店は売上高全国196位。2006年2月期売上高88億1100万円(天童・新庄店売上を含む)2005年2月期から9.8%減少。
[編集] 店舗
- 本店(山形県山形市七日町1丁目2番30号)
- 米沢店(山形県米沢市中央1丁目2番17号)
- ギフトショップ天童店(山形県天童市久野本4丁目16番15号)
- ギフトショップ新庄店(山形県新庄市五日町宮内227-1)
[編集] 沿革
- 1700年(元禄13年) 大沼八右衛門が七日町で創業。
- 1950年(昭和25年) 株式会社大沼百貨店を設立。
- 1967年(昭和42年) 酒田店開店。
- 1970年(昭和45年) 米沢店開店。
- 1971年(昭和46年) 酒田中町店開店。
- 1976年(昭和51年) 酒田中町店が酒田大火により焼失。
- 1981年(昭和56年) 酒田店を再建。
- 1984年(昭和59年) 酒田店閉店。
- 1988年(昭和63年) 天童店開店。
- 1991年(平成3年) 新庄店開店。
[編集] 関連会社
- オーヌマホテル