原田実
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
原田 実(はらだ みのる、1961年 - )は文明史家、作家。古代から現代までの偽史・秘史について、精力的な著述活動を行っている。
広島県出身、1983年龍谷大学文学部仏教学科卒業(文学士)、広島大学研究生。学部時代に知己をえた古田武彦の下で、1991年-1993年に昭和薬科大学文化史研究室で助手を務める(最初の1年は事務助手(副手))。退職とともに反古田陣営に転ずる。
1995年パシフィック・ウエスタン大学博士課程修了(Ph.D.)。ただしこれはディプロマミルによるもので、日本国内で正規の学位として認められていない。
雑誌『ゼンボウ』『正論』に寄稿するなど、右派イデオローグの側面も強い。同姓同名の人物に鹿島建設技術研究所先端技術研究部上席研究員の原田実がおり、混同されることがある。と学会会員。
[編集] 主な著書
- 『幻想の津軽王国―「東日流外三郡誌」の迷宮』 ISBN 4826501897
- 『幻想の荒覇吐(アラハバキ)秘史―「東日流外三郡誌」の泥濘』 ISBN 4826502710
- (原正寿・安本美典との共著) 『日本史が危ない!―偽書「東日流外三郡誌」の正体』 ISBN 4793801552
- (三上強二との共著) 『津軽発「東日流外三郡誌」騒動―東北人が解く偽書問題の真相』 ISBN 4826503202
- 『怪獣のいる精神史―フランケンシュタインからゴジラまで』 ISBN 4938733161
- 『ウルトラマン幻想譜―M78星雲の原点を探る』 ISBN 493873351X
- 『と学会レポート 原田実の日本霊能史講座』ISBN4-903063-05-4 C0095
[編集] 外部リンク
- 原田実の幻想研究室(公式サイト)
カテゴリ: 日本の歴史学者 | 1961年生 | 人名関連のスタブ項目